北の国の静けさがしみわたる
『アンデッド/愛しき者の不在』(2024) Håndtering av udød 上映時間:1時間38分/ノルウェー・スウェーデン・ギリシャ
監督・共同脚本:テア・ヴィスタンダル
原作・共同脚本:ヨン・アイヴィテ・リンドクヴィスト
出演:レナーテ・レインスヴェ、ビヨーン・スンクェスト 他最愛の亡き者が帰ってきた。だけどそれが腐敗していく生ける屍だったとき、人は受け入れるのか…? 通常のゾンビ映画にはあまり出てこない葛藤を、ノルウェーの30代の女性監督がデビュー作で描き、各国の映画祭で高く評価された。35mmアナログ・フィルムによる映像が、北欧の風景と人々の心の陰影にマッチしている。原作・共同脚本は、小説『ぼくのエリ 200歳の少女』とその映画脚色で知られる、リンドクヴィスト。