北の国の静けさがしみわたる

北欧発のゾンビ映画!? 新鋭女性監督による、怖さより、愛する人を失う悲しみや不条理を描いた静かなホラー『アンデッド/愛しき者の不在』_5
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『アンデッド/愛しき者の不在』(2024)  Håndtering av udød 上映時間:1時間38分/ノルウェー・スウェーデン・ギリシャ 
監督・共同脚本:テア・ヴィスタンダル
原作・共同脚本:ヨン・アイヴィテ・リンドクヴィスト
出演:レナーテ・レインスヴェ、ビヨーン・スンクェスト 他


1月17日公開/東京テアトル配給
© 2024 Einar Film, Film i Väst, Zentropa Sweden, Filmiki Athens, E.R.T. S.A.

1月17日公開/東京テアトル配給
© 2024 Einar Film, Film i Väst, Zentropa Sweden, Filmiki Athens, E.R.T. S.A.

最愛の亡き者が帰ってきた。だけどそれが腐敗していく生ける屍だったとき、人は受け入れるのか…? 通常のゾンビ映画にはあまり出てこない葛藤を、ノルウェーの30代の女性監督がデビュー作で描き、各国の映画祭で高く評価された。35mmアナログ・フィルムによる映像が、北欧の風景と人々の心の陰影にマッチしている。原作・共同脚本は、小説『ぼくのエリ 200歳の少女』とその映画脚色で知られる、リンドクヴィスト。