いい写真はプリントして渡す

デジタルが普及してから、写真はスマホやパソコンで見るものになってしまいました。しかし、親は、紙焼き写真になじんでいる世代。スマホなどに保存された写真は、整理の仕方がよくわからず、その場でさっと見るだけ、という人も多いよう。

「懐かしい」と感じることで幸せホルモンが分泌…認知症のリハビリにもなる「回想法」とは? 年末年始は帰省先でぜひ老親と昔話を_2

ですので、親がきれいに写っていたり、家族や友人と楽しそうにしているショットは、プリントして渡してあげましょう。手元にあればいつでも見られて、そのときのことを振り返ることができます。

一緒に写真の整理をし、アルバム作りも手伝ってあげるといいでしょう。

よく結婚披露宴や葬儀で、その人の人生アルバムをスライドで見せますが、あんな感じで、親の人生の軌跡がわかるように、一冊のフォトブックにまとめるのも一案。誕生日などの折にプレゼントするのもいいでしょう。

縁起が悪いと思われるかもしれませんが、遺影の準備も。特に女性は「きれいな写真を遺影に」という思いがあります。