大野は「深刻じゃない感じで今後も話し合っていく」

グループ全体の声明だけでなく、5月には活動休止してから初めて、大野がメディアの取材に応じたことも大きな話題に。

大野は週刊誌『女性セブン』のインタビューに笑顔で快く対応したとのこと。そのなかで、今年に入ってから何度も5人で集まっていることを明かし、今後のグループ活動について次のような発言をしていた。

「いま明言はできないけど、必ず5人で集まって話をします。それほど深刻じゃない感じで今後も話し合っていくと思いますよ」

このように、メンバー全員でたびたび集合していることや、再始動について“深刻じゃない感じ”で語り合っていることなど、ファンにとってポジティブに受け取れる発言が多数あったのだ。 

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二宮は復活ライブを“タイミング次第でやる”と発言

そんな大野の発言以上に、復活を匂わせたのが二宮だった。

今年7月に放送された特番「『二宮孝太郎』×『それSnow Manにやらせて下さい』合体SP」(TBS系)内の、Snow Manの面々とお酒を飲みながら語り合うトークコーナーでの一幕。

Snow Manたちから「嵐」でライブをしないのかと問われた二宮は、次のように語ったのである。

「いや…やるんじゃない?」、「タイミング次第じゃない?」

ライブといった具体的な活動について、メンバー本人の口から前向きな発言が飛び出したのは、おそらく初めて。

二宮も時期について語ったわけではないが、デビュー25周年記念日が迫る時期に“タイミング次第でやる”と発言すれば、ファンたちが11月3日に再始動の正式発表があると期待を寄せてしまうのは、仕方がないことではないだろうか。

――繰り返すが、グループとしてもメンバー個々でも、再始動を明言したわけではないし、ましてや具体的な時期についても語っていない。

けれど、ファンが期待をしてしまうような発言が数々あったのも事実なのだ。

「嵐」メンバーとしては“復活するする詐欺”なんて言われるのは不本意だろうが、これだけさんざん匂わせておいて肝心の11月3日になんの発表もなしでは、落胆・失望したファンが多数出たのも否めないところ。

来春にライブが開催されると報じているメディアもあるが、いずれにしても復活を待ち焦がれているファンのため、一日でも早く具体的に再始動を発表してあげてほしいものである。

文/堺屋大地 写真/Shutterstock