根暗で、存在感がなかった
衆院議員を2期も務めた元教師だが、元秘書が知る椎木容疑者は極度の「人見知り」だという。
「政治活動してても大変でしたよ。初めての人のところに連れて行くと通り一遍の話はできますが、基本話にならなくなっちゃうんで。戸別訪問だって苦手意識があってできないんですから。政治の世界に戻ることになったら私にも協力してほしいと言っていましたので、今回の件は残念でならないです。
少なからず今まで応援してくれた方たちに本当に申し訳ないという気持ちもありますし、本人に対してはカラオケボックスに行くなんて軽率だったなと思います。脇の甘いところが出たな、悪く言えば自業自得だなと思います」
2期も衆院議員を務めたというのに、地元の「千葉維新の会」でも椎木容疑者の存在感は極薄だったようだ。関係者はこう語る。
「前回の選挙落選時から椎木さんの党籍はもうないと思いますよ。それに、もともと根暗で、対外的に交流の場を広げていくという感じのタイプではなく、自分から話をするという方でもありませんでした。それこそ選挙応援に行った市議に聞いても『どんな人かあまりわからない』と言っているくらいでして……。
落選してからは何やっているとかも知りませんでしたし、まだ浦安にいたということに驚いたくらいですから。最近の『維新』は評判の悪い大阪万博しかり、兵庫県知事しかり、今は党籍がないといっても今度は中学生に対する不同意性交の疑いですから……。さすがに何してくれてるんだって感じですよね。
しかも、千葉県に関していえば1年程前にも70代の元習志野市議が元女性市議に『SEXさせてください』などとメールを送って問題になり、党から除名処分を受けていますしね……。その元習志野市議は『暑くてムラムラし思わず送ってしまった』と言っていましたが、なぜこうも立て続けに『維新』なんだって思いますわ」
奢る維新は久しからず。
※「集英社オンライン」では、今回の記事について、情報を募集しています。下記のメールアドレスかXまで情報をお寄せください。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com
X
@shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班