全国の小学生が選んだ「いちばんおもしろい」ベスト10(8〜10位)
第8位『ドラゴン最強王図鑑』
監修/健部伸明 イラスト/なんばきび、七海ルシア(2022年 Gakken)
“最強王図鑑シリーズ”の一冊。ありとあらゆるドラゴンが一堂に集結し、最も強いドラゴンをトーナメント形式で決定する。手足・翼の有無や、善・悪、火・水・風…など、さまざまな属性のドラゴンたちが、それぞれの戦い方で迫力の対戦を繰り広げる。
<こどもプレゼンターの選んだ理由>
レヴィアタンの戦うシーンが、カッコいいからです。(1年生・男の子)
<作者受賞コメント>
どっちが勝つかを話していくうちにケンカになってしまうため、学校に持って行くのを禁止されていることが多い本。ただ、みんなでケンカするまで話せる本ってなかなかないと思うので、うれしい。今後も、子どもたちが大好きすぎて親御さんたちや先生たちを困らせるような本を作っていきたいです。(Gakken編集担当)
第9位『ほねほねザウルス ティラノ・ベビーのぼうけん』
原案・監修/カバヤ食品株式会社 作・絵/ぐるーぷ・アンモナイツ(2008年 岩崎書店)
大人気の玩具菓子「ほねほねザウルス」が読み物に。主人公のティラノサウルスのベビーが、親友のトリケラトプスのトップス、ステゴサウルスのゴッちゃんといっしょに、冒険の旅へ。謎解き、敵との戦いなど、わくわくするストーリーに、迷路やクイズが盛りだくさん。
<こどもプレゼンターの選んだ理由>
トップスがなにも知らないのがおもしろいのと、いっぱい仲間ができるからです。(1年生・男の子)
<作者受賞コメント>
前回(第3回)と同じ9位に、前回以上の喜びを感じております。前回はたまたま選ばれただけかもしれないという思いがありましたが、今回また選ばれたことで、それが払拭され、大きな自信になりました。(大崎悌造氏)
第10位『100かいだてのいえ』
作/いわいとしお(2008年 偕成社)
いわいとしお氏によるロングセラーシリーズの第1巻。主人公・トチくんのもとに届いた手紙をきっかけに訪ねることになった家は、なんと100階建て。縦開きで大迫力のイラストを楽しみながら、主人公と一緒にてっぺんを目指していく、ワクワクドキドキの絵本。
<こどもプレゼンターの選んだ理由>
100かいだてのいえから見る星はきれいだと思いました。(1年生・女の子)
<作者受賞コメント>
今、シリーズで6冊出てるんですけど、まさか何冊も描くとは思っていませんでした。それを描けたのも、読んでくれる子どもたちの大きな応援があったからこそ。小学生のみんなが選んでくれる賞ということで、これ以上うれしいことはないです。(いわいとしお氏)