人生でいちばん楽しいのはどんなとき?
どこの街にもある、安くてうまい立ち呑み屋。年齢も性別も関係なく、誰もが腹を割って気楽に過ごせる場所だから、ついつい本音や悩みがポロリとこぼれてしまう……。
そんな“人生交差点”でほろ酔いになりながら、読者から寄せられたお悩み相談にのるのは、芸能界の天国も地獄も味わった“無敵の炎上芸人”とろサーモン・久保田かずのぶ。
「毎日、酒がそばにある」という久保田と訪れたのは、名店「立ち飲み居酒屋ドラム缶大塚店」。「2杯目はこれで」とオーダーしたのはハイボール、つまみはえびマヨ、たません。
――久保田さんの座右の銘はなんですか?
「人生は暇つぶし」かな。人生っていくら退屈でも、何十年という時間を過ごさないといけない。だったら、少しでも楽しいほうがいいですよね。
――人生でいちばん楽しいのはどんなときですか?
もちろん、好きな女の子とエッチしてるときですよ。初エッチできた瞬間はそりゃ最高ですけど、2回目も3回目もずっと最高です。
僕は好きな女の子にはずっとやさしいですから。売れてる芸人の8割はかわいい子とエッチしたら、そのままタクシーで帰らせるらしいけど、僕は翌日のランチまで行きますからね。お気持ちも包みます。
女の子が帰るときはいつも僕のスマホアプリでタクシーを手配するんですけど、あるとき都内から茨城まで帰った子がいて。それはさすがに「いや、ちょっと待ってくれよ」とは思いましたけど(笑)。
――お金がない若手時代はどうしていたんですか?
家で飲むんですよ。それで、終電までに女の子を帰らします。だって、お金がないんだから。自分が持っている武器だけで戦うんです。お金があるならお金、時間があるなら時間を使う。決まったルールのなかで女性と戦う。僕はおしゃべりを武器にして倒してきました。