「コナミは僕の原点です」
――音楽との出会いはいつですか?
中学1年です。ゲーセンでコナミの『beatmania』『Dance Dance Revolution』『drummania』『GUITARFREAKS』といった音ゲーにハマったんです。
で、“ギタフリ”でDo As Infinityを知って、「この曲を弾きたいなあ」とギターを始めたのがきっかけです。
だから(ギタフリの発売元の)コナミは僕の原点ですよ。
――そこからバンドに捧げた青春時代。
中2でDo As Infinityのコピーとか、オーソドックスなメタルをやるバンドを組んでライブハウスでやってました。ヤマハ主催の音楽コンテスト「TEENS' MUSIC FESTIVAL」(現Music Revolution)にも出てましたし、当時は自分のギターに今以上の自信がありました。「誰よりも練習したし、俺より速く、うまく弾けるやつはいない」って。
――そして一流ギタリストである現在に至ると。MiAさんのギター哲学を教えてください。
僕自身はアーティストっていうよりも、あくまで裏方ですね。
ボーカリストが前にいて、気持ちよくカッコよく歌えるようにする仕事、言ってみれば照明さん的な立ち位置だと思ってます。もちろん「前にぐいぐい行け」って言われたら行けるし。気配を消すこともできるし。
――幼いころ、母親に対して気配を消してきた経験が生きたと。
そうですね(笑)。
――現在のお母さんとの関係は?
僕、高校1年からひとり暮らしを始めて、それ以降、ほぼ実家に帰ってません。さすがに家の電話はわかるけど母のケータイ番号も知らない。
母は47歳になってると思います。元気にしてるといいですけど……いま振り返ると、子どもが子どもを育てたらあかんなと。