安価な冷感グッズよりも経済的?

最新モデルである「REON POCKET 4」には、本体と別売りの外付けセンサー「REON POCKET TAG」をペアリングして、屋外の温湿度情報と連動する機能を搭載しています。

ソニーの“着るエアコン”で猛暑を乗り切れ! 経済的にクールダウンできる大人気ウェアラブルデバイス「REON POCKET 4」を使ってみた_4
別売りの「REON POCKET TAG」を使うと、外気温と湿度を正確に計測してくれる
ソニーの“着るエアコン”で猛暑を乗り切れ! 経済的にクールダウンできる大人気ウェアラブルデバイス「REON POCKET 4」を使ってみた_4
REON SMART TAGが計測しているデータは、Apple Watchでも表示できる

REON POCKET単体で装着した場合、上から服を着込んでしまうと、内蔵センサーが正しく動作してくれないことがあります。

その点、温湿度センサーを内蔵したREON POCKET TAGを一緒に使うと、COOLとWARMの切り替えも自動で行う新機能「SMART COOL⇔WARM MODE」が使えるようになります。寒い冬にはもちろん、エアコンで冷えたオフィスや店舗の中で身体を温めたいときにも重宝しそうです。

なお、WARMモードへの自動切り替えは、このREON POCKET TAGがないとできませんので、注意しましょう。

ソニーの“着るエアコン”で猛暑を乗り切れ! 経済的にクールダウンできる大人気ウェアラブルデバイス「REON POCKET 4」を使ってみた_4
最新「REON POCKET 4」からSMART WARM MODEが追加された

REON POCKET 4の販売価格はオープンプライスですが、専用ネックバンドを同梱する基本パッケージはソニーストアで16,500円(税込)。今では多様な冷感グッズが2,000円〜3,000円前後で買えますし、一見すると、高い買い物のように思えるかもしれません。

しかしながら、COOL/WARMモードを搭載するREON POCKET 4は、1年を通じて活用できます。加えて、バッテリーが続く限り冷たさ・温かさが持続しますし、モバイルバッテリーやパソコンなどからUSBケーブルをつないで給電しながら使うこともできるので、実際はスタミナに上限がないようなものです。

そう考えると、価格以上に高い満足度が得られる、コスパのいいスマートデバイスであるといえるのではないでしょうか。

ソニーの“着るエアコン”で猛暑を乗り切れ! 経済的にクールダウンできる大人気ウェアラブルデバイス「REON POCKET 4」を使ってみた_4
PCにつないでUSB給電による連続運転も可能

直販であるソニーストアでは、タグを同梱したセットが7月上旬時点ですでに売り切れていました。まずは実機を体験できる店舗を訪ねて、試してみることをおすすめします。きっと、酷暑を乗り切るデバイスとして大活躍してくれるでしょう。


文・写真/山本敦