エクセル世界一に輝いた女子高生から学ぶ驚異のグラフ術_b

こちらが中園さんの作例。目に優しい色を選ぶのが特徴。その上で、強調したい部分の色は濃くしたり、フォントを大きくしたりと、とにかく見やすさを重視する

棒グラフの線は太くして、もっともデータが大きいところ(このグラフで言えば人数が多いところ)だけ色を濃くしている。また変化が激しい「1世帯当たり」人数は折れ線グラフにして変化量を見やすくし、人数もグラフに直接書き込んでいるのがわかる。

エクセル世界一に輝いた女子高生から学ぶ驚異のグラフ術_c
エクセル作業の様子

目立たせたいところでも、真っ黄色のような原色を使用するのではなく、マイルドな黄色にするなど、全体的に目に優しい色の中でメリハリをつけている。ただし、色彩の理論などを勉強しているわけではない。「数値が低いからブルーにしたり、高いからレッドにしたりと、自分の直感でやっています」と中園さんは話す。