「出待ち男性ファンゼロ」も若い女性から支持
――ヨネダ2000の主なファン層は？
愛 同い年……？（愛は26歳、誠は24歳）
誠 それか、ちょっと上の20～30代の女性ですかね。M-1が終わってからは、学生さんやお子さんも増えました。
愛 親子で見に来てくれる方とかね。でも女性が圧倒的に多いです。男性もいるけど、8〜9割は女性ですね。
誠 デビュー当時に「女芸人1年目って必ず出待ちの男性がつくから気をつけたほうがいいよ」って先輩から聞いてたんですけど、唯一我々にだけつかなかったんですよ。
愛 私たちを見て「うん、こいつらは大丈夫！」って感じで。あれ？ってなったよね（笑）。
――女性ファンが多いのはなぜだと思いますか？
誠 （ステージ衣装の）緑と青が好きなのかな？ 普段街中であまり見ない色じゃないですか。目がよくなるっていうし。
愛 そろそろ緑と青見たくなってきたなって？
誠 男性はブルーベリーとか食べるんで、多分。
愛 女性だって食べるでしょ。でも、たまに「ふたりは仲いいから見てて楽しい」と言ってもらえますね。
誠 実際、仲いいと思います。おそろいのものを何個か持ってたり。最初はハーモニカで、最近は電動歯ブラシをおそろいで買いました。
――ふたりの舞台での衣装も印象的です。いつからそのスタイルなんですか？
誠 再結成してからですね。その前は、ザ・漫才師っぽい衣装でした。アメリカから直輸入した知らない柄のシャツ着てました。
好きで着てたわけじゃなかったのでそれはもうやめようと古着屋さんに一緒に衣装を探しに行ったんです。そこで愛さんが見つけたのが、イルカのTシャツと牛のトレーナー。
愛さんがイルカのTシャツを試着したんですが、試着室から出てきたときに店員さんが「お前それもう買えよ」って目で見てきたよね。ピッチピチで。
愛 Mサイズで小さいけどいいデザインだから着てみようと。でもまあ800円だったから買いました。
誠 自分は私服のトレーナーです。
愛 最初が牛のイラストが入ったトレーナーで、2代目がイルカのTシャツ。イルカTが意外とよかったんで同じデザインを今探してて、ネットで1個あって買ったんですよ。だから同じデザインが今2枚うちにあります。
他にもイルカTをめっちゃ探してるんですけど、ずっと売り切れてる。あと1枚くらいはほしいんですよ。もし見つけた方はぜひご一報を。
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インタビュー後編では、誠の名付け親であるダウンタウンや愛の初恋相手の香取慎吾さんについて話が及ぶ。
取材・文／堤 美佳子
撮影／松井綾音
企画・編集／一ノ瀬 伸
