「アイドルは若ければ若いほどいい」とドヤ顔

アイドルグループ結成当時からイベントに通う常連ファンは、事件に驚き困惑する。

「星野容疑者は●●●●さん(※編集部伏字)と別の名前で呼ばれていて、ファンたちに慕われていました。ひとりで来ているファンに声をかけてくれたり、ライブをファンと一緒に見てコールもするし、盛り上がってくるとリフト(ファンを肩車して持ち上げる行為)をしたりと、かなり近い距離感で接してくれた。ライブ以外の時間も友人のようにファンに交じって世間話をしていて、グループのこれからやアイドルたちの売り方の話をしたり、運営として真面目な印象もありました。
それに星野容疑者は僕たちと話しているときに『A子の世界観や雰囲気を表現したい』と言っていたんです。だから大切に扱っていると思ってました。A子さんが活動を休止したときがあったのですが、その時は『A子は違った面でグループをサポートしてくれてる』と説明されました」

〈所属アイドルに200回わいせつ行為で逮捕〉「若ければ若いほどいい」敏腕ロリコンプロデューサー(37)のウラの顔「被害少女は楽屋で突然嗚咽した…」「P本人は偽名で活動も」_3
信頼していた星野容疑者の逮捕にショックを受けるファン

ファンからは信頼されていた星野容疑者だが、裏では当時、中学生だったA子さんを相手に権力を振りかざしてわいせつ行為を続けてきた。一時はA子さんも『洗脳状態』にあったと関係者は語る。
A子さんは警察に「要求に応じなければグループ内での立場や住まいを失うと思った」と話している 

「A子さんはセンターを他のメンバーよりも多くやっていましたし、ロケも遠方まで連れていってもらったり、寮を準備してもらったりと優遇されており、グループはA子さんを中心にまわっていて、周囲からはやっかみがでている程でした。
ただ、ここ数年、病んだようなツイートをしていたり、自傷の痕があった。楽屋が一緒だったというアイドルからは、急に狂乱したかのようになったり嗚咽していたり、えづいて吐いてることもあったと聞いている。星野からの言動に耐えきれずにそういう行動をしていたのかもしれません。SNSをみると家族との関係もうまくいっておらず、中学の頃からやっていたアイドルが彼女にとっての居場所だったのかもしれません」(地下アイドル業界関係者)

〈所属アイドルに200回わいせつ行為で逮捕〉「若ければ若いほどいい」敏腕ロリコンプロデューサー(37)のウラの顔「被害少女は楽屋で突然嗚咽した…」「P本人は偽名で活動も」_4
すべての画像を見る

2年前、同業者から地下アイドルのプロデューサーとしての成功法を聞かれた星野容疑者はドヤ顔でこう答えたという。

「アイドルは若ければ若いほどいい」

逮捕後、星野容疑者は調べに対し「弁護士に相談してから話したい」と認否を留保しているという。

※「集英社オンライン」では、アイドル・メンズ地下アイドルに関連した事件について取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

Twitter
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班