巣窟・出会いカフェに行ってパパ活女子たちに意識調査!

このように取り締まりが困難なパパ活だが、一方でパパ活女子たちは自身らの無申告に対してどのような意識を持っているのか。集英社オンラインは都内の某出会いカフェに赴き、複数のパパ活女子らに取材。すると、以下のような実態が垣間見えた。

「今日はスマホ代を稼ぐために出会いカフェでサクッと稼ごうと思ってきました。
パパ活は月に2〜5人。10〜15万くらい稼げるので生活費にあててます。
確定申告はしていません。何十万円と稼いでる人は確定申告する人もいるみたいだけど、自分は額が少ない方だし、割り切りが多くて経費を切ってもらう場面も少ないから変に疑われることもないと思う」(23歳・大学生)

「バイトと違ってシフトじゃなく暇な時に稼げるからラクです。
私はオタクなので月20〜30万円くらいの稼ぎは、推しグッズなどに使います。
確定申告は考えたことがない。しなきゃいけないと噂では聞いたことあるけど、まわりの子も誰もしていないし……。SNSでの相手探しは身バレや税金関係を問われるのが怖いからしていません。あくまでコッソリとお小遣い程度に」(20歳・大学生)

「親戚からお小遣いをもらって確定申告しないのと一緒」パパ活女子の呆れた納税意識が明らかに。税理士は「税務署も決して無策ではない」_3
パパ活女子たちのほとんどは確定申告をしていない
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「学校が終わってから暇な日はよく来てます。
稼ぎは月に30万円前後。遊ぶお金や欲しいものを買うために利用してます。
自分なんて少ない稼ぎだし目もつけられないだろうから、確定申告はしていません。親戚にお小遣いをもらっても確定申告しますか? しませんよね。それと同じ感覚です。
よっぽどのパパじゃないと関係を続けるつもりもないから、その点、出会いカフェは割り切りだし、目をつけられることもないからちょうどいい」(19歳・大学生)

パパ活女子たちに話を聞いていると、出会いカフェの相場は食事やカフェで話をするだけなら5000円〜1万円。ホテルに行って性行為をする場合は1〜3万円ほどだということがわかった。
いずれにせよ、春を売って稼いだお金を律儀に確定申告をしているパパ活女子に出会うことはなかった。

税務署はこの問題にどう対処していくのか。今後の動向にも注目したい。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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