今年1月、警視庁は著名人を脅迫・中傷した疑いで、名誉毀損などの容疑でガーシ-氏の関係各所を家宅捜査した。
これについてガーシー氏と何度も旅行に行った“友人”が、ガーシー氏の声を代弁する。
「家宅捜査された場所は、ガーシーの配信にかかわったYouTube制作の関係先だと報道されていましたが、ガーシーいわく、そことは既に縁が切れていて『そいつらは関係ない』と話しています。BTS詐欺の被害者全員にもお金は返金しており、本人からしたら“金にかかわる悪いことは何もしていない”という認識なのでしょう。なのに『国はなにがなんでも俺を逮捕させたいのだろう』って……」
だが、ある警察関係者は「泥棒が金を返しても許されないように、詐欺師だって金を返せばいいという問題ではない」と話す。
ガーシー氏が仮に今後、帰国を拒否したら『除名』となる可能性が極めて高いが、それでも前出の友人は「ガーシーは日本に帰らないだろう」と推測する。
「最近もガーシーと連絡をとりましたが、日本に帰る話などまったく出ませんでした。また、昨日も現地でガーシーと一緒に仕事をする側近と連絡したのですが『(帰国の話は)何も聞いてないし、多分戻んないだろう』って……。一部週刊誌でハワイ滞在説がでていましたが、あれは動画の撮影で行っていただけで、今はドバイに戻っているようです」
当選後、国会に登院することなく動画配信ばかりしてきたガーシー氏は、国会議員というよりも動画配信が本業のようだ。
「ガーシーには毎日、何十件もタレコミがきてzoomで情報提供者と話をしています。証拠がどこまであるのか、本人が動画に出られるのか…など、いろいろ精査していて、一人週刊誌みたいなことをしています。ですが、今は『公人なのに何やってんだ!』とネットで叩かれるから芸能系のタレコミは極力、セーブしているのでしょう。
今後、仮に処分されて一般人になったら芸能ネタをドンドン出すみたいで、そしたらもっと金が稼げます。一緒に仕事をしている側近たちは、議員よりも稼ぎになる配信者として活動するほうを進めてますね」(前出の友人)
本当にガーシー氏は帰国するのだろうか…
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班