「それはよかったー」となるはずが、SNSを中心に“大炎上“

「夕方、記者たちに突然ペーパーが配られました。今後の行事や公務への紀子さまのご出欠は“侍医と相談しながら決める”ということだったのです。翌日の7日は昭和天皇の命日にあたり、『昭和天皇祭皇霊殿の儀』という宮中祭祀を控えていたので、そんなに重症でドタキャン含みなのかとざわつきました」(皇室担当記者)

それでも紀子さまは、7日当日、午前中に行われた宮中祭祀に出席し拝礼された。だが、同日午後の『昭和天皇祭御神楽の儀』はご欠席。8日も佳子さまと一緒にお出ましになるはずだった「第43回手話狂言・初春の会」のご鑑賞は取りやめられた。

文化施設の子育てサロンで、子どもらと遊びを楽しまれる秋篠宮妃紀子さま(共同通信社)
文化施設の子育てサロンで、子どもらと遊びを楽しまれる秋篠宮妃紀子さま(共同通信社)
すべての画像を見る

「体調不良を理由とされていましたが、皇族方が行事を欠席される際、このように前もって発表するのはイレギュラーなことです。生真面目な紀子さまは、宮中祭祀を欠席したときの批判をかわすために、先手を打たれたのかもしれません。10日に都内の病院で内視鏡検査を受けられましたが、異常な所見はなかった、ストレスで胃腸の動きが悪いとのことでした」(前出・皇室担当記者)

「それはよかったー」となるはずが、SNSを中心に“がんばってますアピール”とか“体調不良なら休んでください”など、逆に大炎上。紀子さまの意に反した展開となった。

紀子さまは、その後11日は、天皇、皇后両陛下が人文科学・社会科学・自然科学の分野の第一人者からの説明をお聴きになる「講書始の儀」にご臨席、19日の「歌会始」にも出席された。18日は総裁を務める恩賜財団母子愛育会のご活動の視察で埼玉県までお出ましになり、母子愛育会が運営する子育てサロンや高齢者の健康をサポートする取り組みをご覧になり、埼玉県知事らと同じメニューの昼食も召し上がられたという。