ゲスト枠として細川たかしのバックダンサーで出演

「その年の12月に事務所から『紅白出場です!』と言われたときはうれしかったな~。でもよくよく聞いたら『でも白組じゃありません、ゲスト出演です!』って……(苦笑)」(クマムシ・長谷川俊輔)

「ゲスト枠なんてあったんだーって驚きました(笑)。でも、出られるだけで光栄ですよね」(クマムシ・佐藤大樹)

クマムシ(右:長谷川俊輔 左:佐藤大樹)
クマムシ(右:長谷川俊輔 左:佐藤大樹)
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坊主頭にひげ面のおっさん、長谷川俊輔が手をスリスリさせながら、かわいらしい声で歌う「あったかいんだからぁ♪」というフレーズは、そのギャップとキャッチーさで話題になると、大物アーティストがライブやSNSでカバーするなどお笑い界を飛び越えたブームとなった。

そしてその長谷川と、“歌わない方”の佐藤大樹からなるクマムシのふたりは、とにかく明るい安村やピスタチオといったブレイク芸人らとともに第66回NHK紅白歌合戦出場の切符を手に入れたのだ。

「僕らは細川たかしさんのバックダンサーとして出演しました。出番の前に司会の井ノ原(快彦)さんと細川さんとの掛け合いの中で、『あったかいんだからぁ♪』と歌わせてもらえたのは本当に感動です」(長谷川)

「細川さんはその年に『心のこり』を披露しましたが、翌年には『世代交代も必要』と出場辞退されました(2021年に5年ぶりに出場)。細川さんをお送りできて、僕らも“心のこり”はありません!」(佐藤)