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エンタメ 2022.07.19

坂口健太郎、中村倫也、林遣都、町田啓太…夏ドラ主演俳優のキャリア初期を見るならこの1本!

いよいよスタートした夏ドラマ。今期も人気俳優がこぞって登板し、エンタメシーンを盛り上げている。今回は、そんな主演俳優のオススメ過去作品をセレクト。トップスターたちの初々しい演技をぜひこの機会に振り返ってみてほしい。

  • 横川良明
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この夏の主演俳優の過去作品をプレイバック!

推しは1日にしてならず。

今や主演として作品を背負うトップ俳優たちも、さまざまな経験を重ねて現在に至っている。そんな推したちの過去作品を振り返るのも、ファンにとってはたまらない楽しみのひとつ。

そこで今回は、『競争の番人』(フジテレビ系)の坂口健太郎、『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系)の中村倫也、『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の林遣都、『テッパチ!』(フジテレビ系)の町田啓太の4人の過去作品の中からオススメの1本をピックアップ。

VOD(ビデオ・オン・デマンド)で配信されていて、できるだけまだキャリアの浅い時期の作品を選んだので、ぜひ今と見比べながら楽しんでほしい。

【坂口健太郎】『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年/フジテレビ系)

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(以下、『いつ恋』)は、人気脚本家・坂元裕二による青春ラブストーリー。主演は有村架純と高良健吾。2015年『コウノドリ』(TBS系)で連ドラデビューを果たした坂口にとっては、2本目の連ドラ作品となる。

『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)で一躍、名を挙げた坂元だが、近年は坂元の言葉でいうところの「キラキラ感」のあるドラマからは離れ、軽妙洒脱な会話劇に社会性の高いテーマをまじえた玄人好みの作品が続いている。

この『いつ恋』も、いわゆる月9らしい華やかさはない。

支配的な養父のもとを飛び出し、頼る人のいない東京で介護の仕事に励む杉原音(有村架純)と、祖父が騙し取られた畑を買い戻すために東京で引越し屋の職に就く曽田練(高良健吾)。2人の恋に、月9の定番であるオシャレなマンションやきらびやかなイルミネーションはほとんど見られなかった。

それでも、この『いつ恋』は、ずっと忘れられない初恋のようなラブストーリーだと思う。今でも心に残るのは第3話。横浜に立ち寄った音と練は、とある建物から聴こえるピアノの音に耳をすませる。そこでは、演奏会をやっているらしい。チケットは前売23000円。音と練にはとても手が出せる金額ではない。

でも2人はそれを特に悲観することなく、建物の下で音漏れしているピアノを楽しむ。練はゴミ捨て場の物をどかし、2人分のスペースをつくる。

「Aの15と、Aの16です」

それは、2人だけの架空の指定席だった。クラブで踊ったこともないという2人は、そこでアルプス一万尺に興じる。他人から見たら、何をしているんだろうと思うのかもしれない。周りはゴミ袋だらけで、全然ロマンチックでも何でもないかもしれない。でも、どんな高級レストランより、どんな夜景よりもロマンチックだった。坂元裕二は、そうした2人だけにしかわからない特別な時間を描くのが抜群にうまい作家だと思う。

そんな本作で坂口健太郎が演じるのは、練の悪友・中條晴太。この晴太というのが、ちょっと性格がひねてくれている曲者キャラなのだ。

笑顔は人なつっこいけど、どこか血が通っていない。市村小夏(森川葵)のことが好きなのに、自分のことは好きじゃなくていいと言い、その代わりに小夏の恋を叶えるために、音と練の仲を壊そうとする。たぶんそれは自分が愛されたことがないからだろう。愛されたことがないから、自分にも他人にも価値を感じることができず、人の大切にしているものを平気で踏みにじってしまえる。そんな晴太の心のねじれを、坂口健太郎は笑っていない目で巧みに表現していた。

必見は、最終話。そんな自分の心の脆さを小夏が受け止めてくれたことがうれしくて、晴太は涙を流す。でも、あまのじゃくの晴太は泣き顔を見られたくなくて、ライオンのかぶりものをする。このかぶりものをしたままでのキスは、2010年代連ドラの中でも指折りの名キスシーン。月9の申し子として世に出た坂元裕二がその才を改めて証明した場面であり、その後、『東京タラレバ娘』から『おかえりモネ』までヒロインの相手役を務めるたびに視聴者を沼落ちさせる“ラブストーリーの坂口健太郎”誕生を予感させた瞬間だった。

坂口の他にも、高橋一生、永野芽郁、桜井ユキなどブレイク前の人気俳優が勢揃い。埋もれさせておくには惜しすぎる名作だ。

【中村倫也】『ライフ〜壮絶なイジメと闘う少女の物語〜』(2007年/フジテレビ系)

『ライフ』は、すえのぶけいこによる人気漫画が原作。数々の困難に屈することなくイジメに立ち向かう主人公・椎葉歩(北乃きい)の闘いを描いた友情と成長のドラマだ。そのセンセーショナルな描写で放送当時から話題沸騰。最終回で登場した「おめーの席ねぇから!」がインターネットミームとして放送終了後も広く用いられるなど絶大なインパクトを残した。

『ライフ』がこれだけ反響を呼んだのは、次々と繰り出される残忍なイジメ描写もさることながら、やはり出演者たちの怪優に尽きると思う。それを引っ張ったのが、イジメの首謀者・安西愛海役の福田沙紀と、愛海の彼氏・佐古克己役の細田善彦(当時の芸名は細田よしひこ)だ。

華やかな巻き髪に大きな瞳。人形のように愛らしいビジュアルの福田沙紀がにっこりと微笑んで、歩にクラスメイトを一緒にいじめるように迫る顔は観ているこちらの胃が痛くなるような迫力。歩がイジメの標的になってからはさらにエスカレートし、歩を見下す目は冷血そのもの。途中から完全に演出もホラーになっていて、愛海が突然画面に顔を出すだけで叫び声が出そうになる。映っただけで心臓が縮み上がるのは愛海か貞子くらいです。

細田善彦の目をひん剥いての狂演もちょっとしたトラウマになるレベル。当時若手俳優として売り出し中だった細田にこの役をやらせた事務所もすごいし、やりきった細田もすごい。放送から15年が経った今もなお消えない爪痕を細田は視聴者に焼きつけた。

そんな中、クラスメイトのひとりとして出演していたのが中村倫也だ。

当時の芸名は中村友也。ブレイクまで時間のかかった中村は今作に限らず多数のドラマに出演している。しかし、なかなか日の目を見ることはなく、鬱屈した想いを抱える時期もあった。けれども、たとえメインのキャラクターの背景でしかない人物でも、決してモブにしない。そんな心意気が、当時の演技からもうかがえる。

注目は、そのリアクションだ。中村が演じたのは、クラスメイトの石井知典。女子たちの間で行われるイジメを冷やかし、時には燃料を放り込むキャラクターだが、注意してよく見てみると、実はある一定のラインを超えたときには、ちゃんとドン引きしているのがよくわかる。

たとえば2話で薗田優樹(北条隆博)の腕に根性焼きの痕を見つけるシーン。そのあまりにむごたらしい痕に驚き、薗田の身を案じるような視線を残している。4話で黒板に歩への誹謗中傷が落書きされたときも石井は笑っていなかったし、5話で副担任の平岡正子(酒井美紀)がイジメに関するアンケートを配布したときも、そっと歩を一瞥していた。

常に行動を共にしている遠藤晃一(山田健太)が一貫してイジメを他人事として捉えていたのに対し、石井はレベルを超えた暴力に対しては同調せず、本音ではイジメなどくだらないと思っていた。それが終盤の“革命”のトリガーとなるわけで、もちろん監督からの指導もあったと思うが、全話を通しての自身の役割を中村はしっかり理解し、それに忠実に応えていた。まだ多くの人が名を知らぬ頃から、中村はすでに信頼できる俳優だったのだ。

ちなみに本作のヘアスタイルは、当時の流行を思わせる茶髪のギャル男風。白ベルトもチャラさを引き立てている。こんな中村倫也は今ではもうなかなか見ることができないという意味も込めて、チェックしておきたい1本だ。

【林遣都】『美丘-君がいた日々-』(2010年/日本テレビ系)

『美丘』の原作者は、人気小説家の石田衣良。2000年代、『世界の中心で、愛をさけぶ』から巻き起こった純愛ブームの後期を飾る1本で、難病と闘う女子大生・峰岸美丘を吉高由里子が演じている。

林遣都が演じるのは、美丘と恋におちる大学生・橋本太一。2007年、映画『バッテリー』で主演デビューを果たした林にとって、連ドラは『小公女セイラ』(TBS系)に続く2本目だ。

ヒロインの美丘は、恋人がいる男を寝取っても、まるで悪びれない強心臓の持ち主。よく言えば天真爛漫。悪く言えば我儘で気分屋。そんな無鉄砲で無軌道な美丘の生き方に、太一は惹かれていく。ごく普通に生きてきて、まだ本気の恋も知らない太一にとって、美丘の生命力は嵐だった。突風に吹き飛ばされるように、心ごとさらわれてしまった。

けれど、太一はやがて知ることになる。美丘が現代の医学では治療できない難病に冒されていることを。こんなにも無邪気に笑い、激しく怒り、自由に生きる美丘がやがて自分の意志で体も動かせなくなり、記憶を失い、そして死んでしまうことを。『美丘』は、美丘と太一が過ごしたかけがえのない日々を描いたドラマだ。

当時の林遣都は19歳。無駄な贅肉がまったくついていない細身の体は、まだ少年の名残が強く残っている。シワもシミもないなめらかな白い肌に乗った大きな瞳は、ダイヤモンドの原石そのものだ。

あえてストレートに言うと、今やその変幻自在の演技力でどんな役にもなり変わる林だが、当時はまだそうした技巧よりも、存在感で勝負をしていた時期だと思う。汚れを知らぬ清廉さ。漫画の主人公を生き写したかのようなビジュアル。クリエイターたちの創作意欲を刺激する煌めきと翳りをその内側に共存させていた。この太一も、まさに10代の林遣都にしか出せない輝きがつまっている。

たとえば2話のラストシーン。自分が病に冒されていることを告白した美丘は、太一にキスをして、別れを告げる。幼い太一はただその背中を見送ることしかできない。このときの太一の面差しがトーマス・ローレンスの『ランプトン少年像』のように美しくて、胸が締めつけられる。この切なさは、技術だけでは到達し得ない。計算も駆け引きもなく、自分の持てるものを丸裸にして挑んだ結果、美しさと切なさが極めて高い融点で溶け合うような表情となっていた。

もちろん悲劇だけが、このドラマの核ではない。共に過ごした時間の幸福を知っているから、視聴者はやがて訪れる別れを思い、涙を流す。そういう意味では4話で美丘を見送る場面もたまらない。太一は「(また)明日」と手を振る。だけど、美丘は「聞こえない!」とあえて我儘を言う。それに対し、「え〜!」と照れたあと、太一は目尻を垂らして少し恥ずかしそうに横を向き、意を決して「また明日!」と大声を出す。この愛らしさは、思わず口から泡を吹くレベル。

そして、そんなふうに気の強そうな女の子に振り回されながらも幸せそうな男の子を、どこかの駅のホームで見た気がして。2人は決して悲劇を生きていたんじゃない、私たちと地続きの日常を生きていたことに気づいて泣けてくる。今日の演技に続く実在感の片鱗を、このとき、林遣都は確かに見せていた。

物語は終盤に近づくにつれて深刻さを増していく。だが、美丘と太一が過ごした日々はきっとあなたにとっても大切な時間になるはずだ。

【町田啓太】『美女と男子』(2015年/NHK総合)

『美女と男子』は、『篤姫』で知られる脚本家・田渕久美子のオリジナルドラマ。主演は仲間由紀恵。仲間演じる有能だが傲慢なキャリアウーマン・沢渡一子が、その人望のなさから弱小芸能プロダクションへと左遷させられたことから物語は動き出す。

事務所を再建させれば出世コースに戻してもらえると聞いた一子は、何とかチャンスを掴もうとスカウトに勤しむ。そこで出会ったのが、町田啓太演じる向坂遼。芸能界のことを何も知らない素人2人のサクセスストーリーが幕を開けた。

本作の魅力は、その起伏に富んだストーリー展開にある。エキストラ→再現ドラマ→小劇場→特撮ドラマ→恋愛ドラマの3番手→主演映画と遼がステップアップしていくさまは、まるで芸能界スゴロクを見ているよう。本番前に鳴る電話のベルのようなブザー音など、撮影現場はこんなふうになってるんだと覗き見している感覚になれるのも、ドラマファンにとってはニヤニヤするポイントだ。

スマートな役を振られることが多い町田だが、本作では真逆。向坂遼は、無口で無愛想。オーディションに行っても媚びひとつ売らないどころか、やる気がゼロ。同時期にデビューした鷲見右京(中山麻聖)とも犬猿の仲で、挑発されるとすぐ喧嘩になる。爽やかというより無骨。貴公子というより一匹狼の不良タイプだ。

ビジュアルもこんがりと焼けていて、頬にはそばかすが。そこがルックスをまるで気にかけていない遼らしくて、好印象。性格はクールで荒っぽいのに、歌が音痴でカナヅチというギャップなんてむしろチャームポイントでしかない。

芸能界に飛び込んだ遼は、さまざまな経験を積んでいく。時代劇でエキストラに扮したり、小劇場の舞台を踏んだり、特撮ドラマでヒーローを演じたり。ひとつの作品でいろんな町田啓太の顔が見られるのも、ファンとしてはうれしいところ。「あんた、おかしいよ」のひと言が言えなくて何度もNGになったり、掛け声に合わせて変身ポーズを決めたり、少しずつ芸能界の階段を上がっていく遼を見ていると、まるで本当に推しを推しているような気分が味わえる。

何よりマネージャーである一子との関係がいい。最初に遼が悪態をついていたのも、一子が自分のために頑張ってくれているのではなく、いずれ本社に戻るための踏み台として自分を利用していると思っていたから。石野悟(前川泰之)と一子がいい雰囲気になると、あからさまに嫉妬心をむき出しにするところがキュートだ。遼にとって、一子はいちばん大切な存在。一子がいるから頑張れる。一子のために夢を叶えたいと思う。そのまっすぐな行動原理が、観る人の胸を突き刺す。

何度見てもグッと来るのは、やっぱり最終回。ある場で遼はスピーチを行う。かすかに声が震え、自分の想いを確かめるように小さく俯く遼。そして顔を上げると、大きく息を吐き、自分がいちばん伝えたい人に伝えたい気持ちを語る。そのときの晴れやかな表情と、かすかに潤んだ目、震える喉仏までがリアルで、本当にこの世界に向坂遼が生きていて、どこかでスピーチをしているように感じられた。くすんだ目をしていた遼が、こんなにも凛々しく成長したことに胸が熱くなった。町田啓太らしい、誠実な演技だったと思う。

全20話と長尺ながらメリハリの効いた展開で飽きさせないのも本作の魅力。ぜひ芸能界を駆け上がる向坂遼の夢と奮闘を一緒に応援してほしい。

推しの過去作品は、貴重な歴史資料

今回紹介した4作品はほんの一例。どの俳優も、ひとつひとつの役と作品を血肉に変え、力をつけてきた。今よりずっと幼い顔つきにときめきを覚えたり、どこかぎこちない演技に推しの努力と成長を感じ取ったり、あるいは当時から光り輝くポテンシャルの高さにおそれおののいたり。推しの過去作品は、ファンにとっては感情の玉手箱。推しの歩みを知る貴重な歴史資料だ。

推しは1日にしてならず。その過去を知れば知るほど、今こうして光り輝いている推しをより尊く感じることだろう。


文・横川良明

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横川良明

よこがわ よしあき

ドラマ・演劇・映画を中心にエンタメ分野を取材。著書に『役者たちの現在地』(KADOKAWA)、『人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた』(サンマーク出版)など。

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