名久井さん曰く「並製のホローバック」。本文部分はPURという糊で接着されていて、本表紙と背はくっついていないため、パカっとひらく （撮影：細川葉子）

『海の天辺』コミックス１～４カバーイラストの収録ページ　広開本だからノド（本の内側の綴じ目）も切れない（撮影：細川葉子）

薄手のチップボールにオペーク白でロゴ印刷した上に、『東京のカサノバ』のセリフだけを鮮やかなピンクであしらった本表紙

画面左（表4側：裏表紙）は『花に染む』で弓を射るシーンの遠景

キャプション（出典）とくらもち先生のコメントKURAVOICEを同一ページ内に置きつつ絵の邪魔をしないよう配置するのが「キッチリオサメール」。手間がかかるので、ふつう画集ではあまりやらない（撮影：ハナダミチコ）

『THEくらもちふさこ』33p。角版イラストの背景に、ちょっとだけ別イラストが乗っている。キッチリオサメつつ、微妙な破調が好リズムに（撮影：細川葉子）

『THEくらもちふさこ』36p。『いろはにこんぺいと』の淡いカラー本文を雑誌の時と同じサイズで収録している（撮影：細川葉子）

実際の校正紙。原画と突き合わせながら、細かく赤字を入れる。

『別冊マーガレット』1985年３月号。2色印刷の予告がオシャレ（撮影：細川葉子）

作品の区切れ目に入る印象的なピンクの帯（撮影：細川葉子）

ほんの少し黄味がかった品のいい水色。Ｙ版に蛍光のあるインキも混ぜているため、ピンクと対抗できる発色に（撮影：細川葉子）

カバーはくらもち先生が「ナクイブルー」と呼んだ色（撮影：細川葉子）

©くらもちふさこ／集英社