尾田栄一郎先生に会いたい!
――好きな動物はなんですか?
「ライオン。だって百獣の王だから。やっぱりトップだから好きです。一番じゃなきゃイヤなんです。勉強もそうです。お兄ちゃんに負けるのもイヤです」
――いつも何時に起きますか?
「えーと、試合のときやなんかは違うんですけど、いつもは6時です。自分で起きます、目覚ましをかけて」
――いつも何時に寝ますか?
「夜9時です。横になるとスーッと寝れちゃう」
――好きなマンガはなんですか?
「『ワンピース』! ルフィが好きです。(今回の取材が『ワンピース』と同じ出版社だと知ると興味津々の様子で)『ワンピース』の結末はどうなるんですか? 尾田栄一郎先生ってどんな人なんですか? いつか会わせてもらえませんか? あー会ってみたいなー!」
ゴルフや勝負に関しては、まさに天才的な感覚と並外れた負けず嫌いさを見せる弥勒だが、競技を離れたところではマンガの結末がすごく気になっちゃう普通の小学5年生だった。その微笑ましいギャップに、大好きな尾田栄一郎先生にいつか会えることを一緒に祈りたくなってしまった。
終わり
前編<「本当に時間が足りない」11歳の天才ゴルファー須藤弥勒の正体は「努力の天才」だった>を読む
取材・文/志沢 篤
撮影/等々力 菜里