堀池亮介アナウンサーが現地取材

FNSチャリティキャンペーンでは、募金活動だけでなく、実際に現地取材へ赴き、放送を通じてその実情を伝えてきました。

今年度はフジテレビ系情報番組「めざまし8」の情報キャスター・堀池亮介アナウンサーが2022年9月上旬から中旬にかけて実際にモザンビークを訪れ、貧困の中で暮らす子供たちの現状を取材。10月18日〜19日に放送された同番組内にて、その様子が放映されました。



また、この現地取材レポートと連動する形で、現在フジテレビフラワーネットが購入代金の中から500円がモザンビークの子どもたちへの寄付となる「希望~Peace&Hope」のブーケを販売しています。ブーケを構成する黄色のガーベラの花言葉は「希望」、オリーブの木の花言葉は「平和」。この2つの想いがカタチになり、モザンビークの子どもたちに想いを届ける、といった願いが込められているのです。

人口の約半数が貧困。「世界最貧国」モザンビークを支援するフジテレビのチャリティ活動_4
フジテレビフラワーネットから販売中の「希望~Peace&Hope」のブーケ(https://www.fujitv-flower.net/fns_f/)。購入代金の中から500円がモザンビーク共和国の子どもたちへ寄付される。価格は税込3300円(+配送料)

今回モザンビークを支援対象として選定した理由について、フジテレビ担当者は次のように話します。

「モザンビークは世界最貧国のひとつ。天然ガスなどの資源に恵まれていますが、その恩恵は多くの国民に届いておらず、国民の約半分が国際貧困ライン(1日1.9ドル)以下で生活しています。2019年にはモザンビークを過去最大級のサイクロンが二度も直撃し、気候変動による自然災害、農作物の不作、栄養不良やマラリア、感染症の増加が人々の生活に甚大な被害を及ぼしました。特に貧しい子どもたちは食糧難による慢性的な栄養不足、マラリア等の感染症により厳しい環境での生活を余儀なくされています。そこで日本ユニセフ協会と協議した結果、支援国として2020年度から3年連続となるモザンビークに決定しました」

最後に、FNSチャリティキャンペーンへの募金は、クレジットカード、銀行振込・郵便振替などから行えます。筆者はクレジットカードから行いましたが、1分程度でスムースに申し込み完了。額の多少に問わず、募金可能です(クレジットカードの場合は、事務手続きの関係上、一口500円以上から)。

支援に興味はあるけれど具体的にどうしていいかわからない、という人は、こうした取り組みを通してアクションを起こすのもひとつの手段といえるだろう。

文/毛内達大 
写真提供/株式会社フジテレビジョン