開設から9年、実績で掴んだゲームタイトル
――開設から9年が経って、今では様々なゲームが楽しめるのがポッキーさんのチャンネルの魅力だと思います。選ぶゲームは今もリクエストが多いですか?
それはもちろんですが、最近は自分で探すことも多いかもしれないです。僕、新作以外に旧作も遊ぶんですよ。意外と昔のゲームって誰もYouTubeに上げていないので、そういうタイトルは自分で選んでます。
――昔のゲーム以外だと、ホラー系はポッキーさんの代名詞という感じもありますよね。
ものすごくホラーが好きだったわけじゃないんですよ。でも、ホラーゲームってリアクション込みで面白い部分があるじゃないですか。実況のジャンルとしても人気だったので、最初は抵抗あったんですけど、やってみたら面白くて。今では結構な頻度でやるようになりました。
――あと海外のパソコン移植系の、ちょっと粗っぽいゲームも多いですね。
大作ゲームには世界観があるから、なかなかそれを壊してまでプレイするって難しい気がして。めちゃくちゃなゲームだと、僕もめちゃくちゃにできるんでいいかなって(笑)。概ね海外のシュミレーションゲームが自由度が高くていいんですよね。ニンテンドースイッチの発売日一覧とか、Steamの新作リスト、海外サイトなんかを毎日のように見て、気になるゲームをチェックしています。視聴者の反応が高いのはコンビニ運営とかキッチンで料理を作るようなゲームですね。最近だとスーパーマーケットを経営する『TRADER LIFE SIMULATOR』が面白かったです。
――「これをやろう!」と思うゲーム選びの決め手はありますか?
今までの傾向から「人気が出そうだな」っていうのはありますね。あとは紹介映像を見て、サムネイルとタイトルが浮かぶものは絶対やるべきだと思ってます。まず最初にサムネを考えるかもしれないですね。
(後編へ続く)
インタビュー後編「Z世代から愛される、YouTuberポッキー。eスポーツへの挑戦と大会運営、静かなプライベート」はこちら
取材・文/飯田ネオ 編集/星山江里可 撮影/コザイリサ ヘアメイク/小宮四海