浅倉唯インタビュー&撮り下ろし 仮面ライダーリバイスを終えて−― 感謝の1年間、思いの全て_1
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朝が…苦手で(苦笑)

――『仮面ライダーリバイス』の完走、お疲れ様でした。

有り難うございます! 全部終わった今だから言えることですが、私は朝がものすごく苦手で。出演させていただくことが決まったのはすごく嬉しかったんですけど、同時に大丈夫かな!? ちゃんと起きられるかな?と本気で心配していましたから(苦笑)。

――そんなに、ですか?

はい! 学生の頃から朝はダメなんです。他のことはなんとかなってきたんですけど、朝だけはどうにもならなくて。本当に本当に本当に、苦手でどうしよう?って、ずっと悩んでいました。

――朝が苦手というのは、十分に伝わってきました(笑)。

ははははっ。でも、本当なんです。明日は6時集合だと知った瞬間から、明日ちゃんと起きれるかな…とすごく不安になります。それでも、6時はまだ何とか頑張れたんですが…。

――ということは、もっと早い集合時間もあった?

…4時半集合という日があって(苦笑)。4時半ということは、逆算すると2時過ぎくらいには起きなくちゃいけない。2時は朝じゃなくて、深夜ですよね。そんな時は最初から起きるのを諦めて、ずっと起きたまま一睡もしないで撮影現場に行ったりもしていました。

――よく、1年間、乗り切れましたね。

私たちキャストよりスタッフの方たちは、もっと早いんです。私たちよりもっと早く撮影現場に入って、準備を整えていてくださる。それを1年間ずっと側で見続けてきているので、弱音は吐けないし吐いちゃいけない。頑張ることでしか、スタッフの方たちのご苦労に応えることができないので、そこは気持ちというか気合いと根性でした(笑)。

――気力と体力、どちらがよりキツかったですか?

う〜ん。その質問は難しいですね。体力的にもキツかったですけど、コロナ禍の撮影ということもあって、精神的にもかなり疲弊していましたから。うがい、手洗い、手指の消毒、本番以外はマスク着用…どんなに気を配っていてもこれで大丈夫ということはないですし、感染してしまうことだってある。
でも放送スケジュールは決まっているので、撮影が止まるとその分スケジュールが後ろにずれ込んで、周りに迷惑をかけてしまうことになるので、みんなかなり神経を使っていました。