③ シャワーから入浴に早めに切り替える
夏は多くの人がシャワーだけで済ましたり、入浴しても短時間という方が多いでしょう。
そして、だんだん肌寒くなってくるとシャワーから入浴に切り替える方が多いのですが、夏は睡眠時間が1年で最も短く、活動的に過ごすシーズンだったので、秋になったら一気にリラックスモードで快眠していただきたい。そのためには入浴することで心身ともに疲労がシャワーより取れることが分かっていますし、また入浴の方が睡眠の質も上がりますので、入浴→快眠で早めに睡眠負債を返済することをお勧めします。
④ 秋の夜長は「読書」がベスト
ここまでは秋は体調を万全にして夏の睡眠負債を早く解消する話ばかりしてきました。とはいえせっかくの秋の夜長ですので、この時期にしかできないおすすめの過ごし方を紹介します。
私は今まで5万人以上の睡眠改善をサポートしてきているのですが、夜にどんな習慣を行うと睡眠の質やスコアが上がるのかをアンケートやヒアリングしています。もちろん答えは人それぞれですが、その中でもビジネスパーソンで最も多い答えの1つが「読書」です。
読書にリラックス効果があることは有名ですが、実際に海外(特にイギリス)ではうつの治療法として読書療法(ビブリオセラピー)といわれるほどの効果があります。興奮してしまうサスペンス小説や、仕事モードになってしまうビジネス書はリラックス効果が低いので、出来るだけリラックスして読める漫画や恋愛系、日常系フィクションが最も快眠効果が高いようです。