胸キュンシーン②:相手の目線で考えてくれる谷くんの優しさ

鈴木の告白をきっかけに、両思いが発覚し、晴れて2人は付き合うことに。そこから分かる谷くんの優しさが、2つ目のキュンポイントだ。

付き合えた嬉しさから泣き出す鈴木の涙を拭こうと、自分のハンカチを取り出す谷くん。

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第1話 45ページ/谷くんが話を聞いてくれていたことにときめく

そこで、「マスカラ…? とれるんだっけ…?」と一言言うのだ。

何気ない一言に感じるかもしれないが、これは、いつも谷くんに変な絡み方をしていた鈴木が深い意図なしに話していたこと。それを谷くんがしっかり聞いていて、覚えていたからこその気遣いだった。

谷くんの優しさは一般的に相手がされて喜ぶものではなく、“目の前にいる相手の目線で考える優しさ”だった。

また、鈴木の知らないところで、谷が鈴木の友人・山田に唐突に話しかけられたときも「鈴木が周りの目を気にするのではないか」「隠した方がいいんじゃないか」と察し、フレンドリーな山田にどう返して良いものかを悩んだと打ち明けるシーンも。

谷くんは「自分は問題ないことでも、鈴木は気になるかもしれない」と気遣える優しさの持ち主なのだ。

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第2話 62ページ/谷くんは相手目線で考えられる優しさを持つ人

そんな谷くんが相手の目線で考えられる優しさは、じんわりと胸にくるような“胸キュン”がある。恋愛の教科書に載っていてもおかしくない、見習いたいポイントだ。