胸キュンシーン①:「周りの目」を気にする鈴木が初めて明かす“自分の気持ち”

意中の相手・谷くんと2人で帰っていたところを目撃され、「谷と付き合ってんの?」「二人で帰ってるの見かけた」と聞かれた鈴木。それを聞き「不用意にいじられるかもしれない…」ととっさに「そんなんじゃないから‼︎」と否定したところを、谷本人に見られてしまう。弁解の余地なく放課後を迎えると、谷くんから「昨日のこと 忘れて」と言われてしまう。

そのときに、空気を読んで周りに合わせることが当たり前だった鈴木が、初めて自分の言葉で、仲間に谷くんへの気持ちを伝えるのだ。

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第1話 33ページ/自分の気持ちを初めて明かす鈴木

思わず「よく言ったー!」と叫びたくなるこのシーン。同時に鈴木の「好きな人と一緒に帰りたかった」「それって何かおかしい?」と周囲に尋ねてしまうほどのピュアさには、思わず胸がキュンとなる。

さらに、この後で鈴木は周囲の応援もあり、谷くんに自分の素直な気持ちを伝えにいく。その一生懸命さは、青春時代を思い出させてくれる愛おしさで、読む側も応援せずにはいられない。