VR風俗は“特殊性癖”に需要あり?
──ねむさんが実際に体験した「バーチャル風俗」ですが、そもそもどういう方々に需要があるのでしょうか?
一般の方では、現実の風俗に行くのが恥ずかしい人や、衛生面を気にする方。女性の方では、「現実の女風(女性向け風俗)はハードルが高い」という理由で利用される方もいます。あとは、現実では対応しないような性癖に応えられるという需要もあります。
──現実では対応できない性癖とは……?
例えば、風俗嬢のスタッフには「あんり」くんという、現実では女性だけど、VR上では可愛らしい“男の娘”として活動している人がいたんですけど、現実では身体をそこまで自由に変えるのは難しいですよね。
ほかにも、耳や尻尾が生えている“獣人”や、めちゃくちゃ大きい“巨人”の男性、逆に“小人”の女性など、そういう人としたいという性癖にも対応できます。
──そうした性癖に対応できるスタッフがそろっているんですか?
もちろん! “男の娘”も“獣人”もいますよ。
──現実の世界には性的行為をめぐる法律があります。一方、VR空間では、利用者同士の性的な行為についてどのようなルールがあるのでしょうか?
実は、VR世界にもルールがあるんです。サービスによりますが、「公共の場で性的行為はしてはいけません」「ポルノ配信を行ってはいけません」といった規約があって、それをするとアカウントが凍結されてしまう。だから、決して無法地帯というわけではないんです。そういう行為をする場合は基本的には個室エリアで行います。
──それは知らなかったです。
正直、現実よりはるかに安全だと思います。規約もありますが、万が一そういう目に遭ったときは、VRゴーグルを脱げばいいんですよ。「この人は苦手だな」と思ったら、ブロックやミュートをして、相手の存在を見えなくしたり、声を聞けなくしたりすることもできる。個人を守るための手段や仕組みが、バーチャルにはたくさんあるんです。












