世界初の生配信は“事故”だった
2020年、バーチャル美少女ねむさんが「バーチャルセックス」の様子を生配信した。その相手となったのが、当時、正式サービス開始に向け準備を進めていたVR風俗サービス「X-Oasis(クロスオアシス)」の経営者兼スタッフのバーチャル風俗嬢・Karin(カリン)さんだった。
──どういった経緯で「バーチャルセックス」の生配信が行われたんでしょうか?
バーチャル美少女ねむ(以下、同) 私自身、メタバースの世界で生きている人たちの生活や文化を調査し、それを伝える活動をしています。その一環で、もともと友達だったKarinちゃんから「バーチャルの中で風俗店を作る」という話を聞いたので、その事業について、私の配信チャンネルで紹介することにしたんです。
──Karinさんはどんな思いでバーチャル風俗店を立ち上げたのでしょうか?
Karinちゃんは「現実の世界では、そういう体験ができない人もいる。でも、そうした体験ができることで幸せになれる人もいるんじゃないか」と話していました。「ネットワーク越しだから衛生面も安心だし、いろんな人が生きやすくなる世界を作れるんじゃないか」って。そんな事業にかける熱い想いをKarinちゃんが語っていたとき、事件が起こったんです。
──事件とは?
配信中に突然、私のYouTubeチャンネルが配信停止になってしまったんです。性的な行為をしていたわけでも、YouTubeの規約に違反していたわけでもないのに……。
──なんと、それは困りましたね。
だから、成人向けの配信ができる「FC2」というサービスのKarinちゃんのチャンネルで、続きを配信することにしました。そこで、少し冗談めかしてイチャイチャしているうちに、視聴者の方から「このままやっちゃえよ」ってどんどん煽られて。
それで、私たちも変なテンションになっちゃって。実際、仮想空間上ですが、アバターが着ている服も脱げるので。2人で服を脱ぎ始めて、イチャイチャする流れの中で、結局そのまま最後までやってしまいました(笑)。
──意図的に配信したわけではなかったんですね?
最初からそういうつもりがあったわけではなく、あれは、その場の流れから自然発生的に起きてしまった事故でした。












