「生徒からするとお兄ちゃんみたいな感じだったのかもしれません」
さらに5月ごろには、木村容疑者の名前が挙がったという。
「『空き巣をしているという噂の中に木村先生の名前が上がっている』という話があったので、本人を呼んで聞き取りをしました。ただ、本人は『そんなことはしていません』と否定していました」(同前)
当時、学校側に噂を裏付ける材料はなかった。
「にわかには信じがたい話で、『えっ?』という感じでした。島なので、いろいろなところで、ないことも噂になります。ただ、情報が入れば管理職として聞き取りをしなければいけないので、確認しました」(同前)
木村容疑者は地元出身ではなく、新卒で同校に赴任してきたという。職員からは「明るい」「人懐っこい」とみられており、生徒との距離も近かった。地域にも溶け込み、休日には友人らとバーベキューやダイビングをする姿が近隣でも目撃されている。
「優しい先生で、やっぱり距離が近いというのはあります。話しかけやすく、ノリもいい先生でした。ただ、教師として、そういう当たり前の意識が弱かったんじゃなかったかな」(同前)
同校には島外から赴任してくる教員が多いが、新卒で島へ来るケースは珍しいという。
「島に一発で来るのはあまりないケースです。生徒からすると、お兄ちゃんみたいな感じだったのかもしれません」(同前)
副校長は木村容疑者について、こうも振り返る。
「まだ社会人っていうか、大人と子供というか、その辺が曖昧なままだったかなって。やっぱりその部分、ちゃんと向き合っていたら良かったなというのは感じます」











