「殺害することで出会う前に戻って人生をリセットしたい」
起訴状などによると、大内被告は2025年12月31日夕方、水戸市内のアパートで小松本さんの頭などをハンマーで複数回殴ったうえ、首を包丁で突き刺すなどして殺害したとされる。
また、事件前には復縁を求めて小松本さんにつきまとうなど、ストーカー行為を繰り返したとして、ストーカー規制法違反の罪にも問われている。社会部記者はこう話す。
「事件当日の午後7時15分ごろ、仕事先から帰宅した夫が、玄関先で血を流して倒れている小松本さんを発見しました。
室内に荒らされた形跡はなく、財布やスマートフォンも残されていたことから、捜査本部は金品目的ではなく、怨恨による犯行の可能性も視野に捜査を進めていました。
その後、元交際相手だった大内被告が浮上し、事件から約3週間後の今年1月21日に殺人容疑で逮捕されています。大内被告は『事実無根で何も知りません』と容疑を否認し、その後は黙秘していました」
事件から約8カ月半が経った9月14日、大内被告の初公判が開かれた水戸地裁には多くの傍聴希望者が集まり、27席の一般傍聴席をめぐって約170人が傍聴券の抽選に参加した。
「大内被告は起訴内容を認めており、裁判では量刑が主な争点となります。
検察側は冒頭陳述で、小松本さんから別れを告げられたことに納得できず、復縁を求め続けていたことを指摘し、連絡をブロックされたあとも勤務先を訪ねたり、友人らを通じて居場所を探したりするうちに、『殺害することで出会う前に戻って人生をリセットしたい』と考えるようになったとしています」(司法担当記者)













