「すべて取り下げさせろ」事件後、友人らの周囲でも
事件後、清水さんの友人や知人らの周囲では、別のトラブルも起きていたという。
清水さんの知人は、SNS上で事件に関係した人物を特定しようとする動きが広がったことで、被害者の周辺にも圧力がかかったと証言する。
「SNSなどで加害者側の人間とされる情報がさらされたため、向こう側がセツナ君の周りの人に『お前、インフルエンサーにチクっただろ。関係ないのにさらされてるんだから、すべて取り下げさせろ』と要求してきたと聞いています。セツナ君の友人に、事件について余計なことを言わないよう脅しをかけたりしていました」
実は事件後も逮捕に至るまで水面下で清水さんの友人たちと加害者側とされるグループの間でトラブルが起きていた。
「セツナくんの友人たちが、なかなかグループが逮捕されないことにイラだち、事件後にネット上に加害者グループの情報を流したようです。その情報がSNSなどで加害者側にも伝わり、彼らはブチ切れました。
セツナ君の友人たちに『お前インフルエンサーにチクっただろ。関係ない奴さらされてるんだからすべて取り下げさせろ』と要求してきたと聞いています。事件について余計なことを言わないように脅しもかけられていました」
別の知人も加害者側からの圧力による実害があったと証言する。
「加害者側とされるグループの情報をさらしたと、僕の友達の名前が出てしまい、それで呼び出されたんです。たまたま本人が不在で、代わりに友達の知人が呼び出され、そこで『まだ犯人って分かってないのに、お前ら犯人扱いしただろ』と因縁をつけられ数万円を取られたらしいんです」(同前)
呼び出された場所に待ち受けていたのは、16歳から19歳くらいの男、約6人だったという。多人数で囲み、逃げ場のない状況を作り出す手口だ。
加害者とされるグループは、こうした因縁をつけてお金を脅し取るということを日常的に繰り返していたという。
「(加害者グループの)一番上の先輩が別の事件で捕まったから、その件で周囲も自首するという噂が飛び交っていた。『セツナの件に関してはしゃべったらもっとやばいから黙秘する』と、その時はうそぶいていたようです」(同前)
清水さんと一緒にいた男子生徒への傷害容疑で逮捕された4人の少年たち。県警は4人が清水さんへの暴行にも関わったとみて、清水さんが死亡するに至った経緯の解明を進めている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













