新しい挑戦とこれからに意欲

shelaを囲む多くの人に背中を押されて、shelaは再び新しい歌の道を歩み始めている。

10月に控える初のアコースティックライブは、これまでにない初の試み。緊張はしているものの、表情に迷いはない。

「こうしてもう一度歌える機会をいただけて、今は嬉しくてしょうがない。名古屋公演の後に予定されていた大阪と東京公演は中止になってしまって、楽しみにしていたファンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだったので。

それでも待っていてくれたファンの皆さんのために、今の私ができる精一杯の歌を届けたい。楽しみにしていてください」

かつて歌ったあの名曲『月と太陽』のように、十数年という暗い闇の夜空に沈んでいた彼女を照らし出し、再び輝かせてくれたのは、温かい太陽のようなファンの声、そして仲間たちの存在だった。照らされた月は今、満ちていく光をその胸に抱きながら、再びステージという夜空を優しく、美しく照らし始める。

取材・文/佐々木一城

(写真/本人提供)