見ず知らずの人物から現金書留…高林被告は「ちょっと励みになるよ」

事件が起きたのは4月29日午前7時すぎ。高林被告の自宅近くの路上には、10代の男女7人ほどが集まっていた。高林被告の母親が静かにするよう注意したものの、その場を離れなかったため、高林被告が金づちを持って自宅から出てきたとされる。

高林被告は当時17歳だった男子高校生の左側頭部を金づちで殴ったほか、左肩を素手で殴るなどし、左目付近の骨を折る全治約1か月半の重傷を負わせたとされる。

高林被告
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その後、自宅へ戻った高林被告は、駆けつけた警察官らに刃物を示し、スプレーを噴射して逃走。警察官が自宅へ突入した際にはすでに姿を消しており、警視庁は殺人未遂容疑で全国に公開指名手配した。

「高林被告は自宅の裏口から抜け出し、JR福生駅方面へ逃走しました。その後、車を使って東京都内や埼玉県内などを移動しています。逃走に使用した車は窃盗事件にも使われた車両で、発見時にはプラスチックなどで偽造したナンバープレートが取り付けられ、車体番号も削られていたといいます。5月1日午後、千葉県習志野市内にある知人名義のアパートで身柄を確保され、調べに対して『殺すつもりはなかった』と供述していました」(社会部記者)

東京地検立川支部は5月22日、殺意を認定できなかったとして、男子高校生に対する傷害罪で高林被告を起訴した。

事件後、ネット上では「高林被告が暴走族から町を守った」などと擁護する声が相次いだ。情状酌量と騒音行為の厳罰化を求めるオンライン署名には2万2600筆を超える賛同が集まっている。

逮捕後に面会した母親は集英社オンラインの取材に対し、勾留先には見ず知らずの人物から現金書留が届き、高林被告も「ちょっと励みになるよ」と話していたことを明かしている。

7月14日に東京地裁立川支部で開かれた初公判では、男子高校生に対する傷害事件について「今はまだ言えません」と認否を留保した。

立川地裁(撮影/集英社オンライン)
立川地裁(撮影/集英社オンライン)