「地震対策しててもこれ」

これだけの物が散乱したものの、幸い、コレクションそのものへの大きな被害はなかったという。

「フィギュアやグッズは、基本的には少し傷がついた程度です。アクリルスタンドも2~3個ほど台座が壊れてしまいましたが、それ以外は特に大きな被害はありませんでした」

今回の地震以前は、棚を固定するなどの対策は特にしていなかったという。今後は、倒れた棚を突っ張り棒などで固定する予定だ。

「コレクションをかなり多く飾っているため、今回のことで改めて地震対策の必要性を感じました。高層階の住宅ということもあり、今回かなり揺れが大きく、家具が倒れてしまったのだと思います」

一方、「地震対策しててもこれ」と、コレクション棚が倒れた写真を投稿したのがRyuさんだ。

部屋にはフィギュアなどが並べられていた。

Ryuさんの自宅周辺では震度5弱を観測。住んでいるのは10階以上の部屋だという。棚をただ置いていただけではなく、対策をしていても棚が倒れてしまった。

地震対策をしてもコレクションに被害(写真提供/Ryuさん)
地震対策をしてもコレクションに被害(写真提供/Ryuさん)


「棚には耐震ポールや耐震マット等の対策をしておりましたが、縦揺れか横揺れどちらかがピンポイントで当たり、家の中の複数の棚が同じ方向に倒れてきました」

なお、8月23日午前2時ごろの地震では、埼玉県南部、千葉県北西部、東京都23区で、高層ビルなどをゆっくりと大きく揺らす「長周期地震動」も観測されている。

長周期地震動は、地震の際に生じる周期の長い揺れのことで、高層階では揺れが長く続いたり、大きく感じられたりすることがある。

Ryuさん宅で棚が倒れた原因が長周期地震動だったと断定することはできないが、同じ震度でも、建物や階数などによって室内の揺れ方は異なる。

SNSを見ていくと、物が落ちたという報告は震度5弱を観測した地域だけではなかった。

さいたま市で震度4だったという人は、「棚から物が落ちる音で目が覚めました」と投稿。

つくば市で震度4だったという人からも、「フィギュア系はばたばた倒れて、棚もぶるぶる震えてました」との声があった。