「ポンコツ」「人間のクズ」「スペックが低い」…
だが第三者委が認定したパワハラの内容はゾッとするものが並んでいる。
多くの職員からも聞き取りをした第三者委はまず、市長が部下を怒鳴ったり書類を机にたたきつけたりしたほか、説明を聞く最中に突然背を向けて他人と話し始め「透明人間や空気のような存在」として扱った例を確認している。
久保田氏に「裏切ったらこれだからな」と指で銃撃する仕草をしたことや、別の職員を「なんでそんなにコイツにバイト代与えてるの?」とばかにした発言をしたことも事実と認めた。
罵詈雑言はひどい。「ポンコツ」「人間のクズ」「おばさん」「スペックが低い」「頭が悪い」「〇〇(前副市長)の血が流れています。血は争えませんね」「バカ」「アホ」「脳みそが筋肉」「目が死んでる」「55歳以上はみんな頭が固くて駄目」…。録音などの証拠があるものだけでも聞くに堪えない内容だ。
相当数の職員が勤務時間外に電話などで指示を受けたと答えた。深夜や早朝、土日祝日もお構いなしだ。
そして職員を圧迫したのがあからさまな人事の脅しだ。第三者委は「〇〇(部署名)に飛ばしてやる」との発言を見聞きしたとの証言を多数確保したという。
ある部長を挙げ、一定のキャリアを重ねた幹部職員なら到底想定されない部署に送れば「かなり粛清感強いでしょ」と発言したことや、「A(職員)、来年飛ばすからね。B、C、Dは全部どっか飛ばす」「〇〇を上げるってことは、もう生涯ない」と言い放った例も確認。
「市長、怒ってますよっていうことを、これ飛ばされるっていうような恐怖感を与える、人事部からのジャブが与えられないか」と久保田氏にもちかけたりもしていた。
ほかにもハサミのように指を2本立てて「チョキチョキ」と切る仕草を見せていたといい、第三者委は“仕事や人間関係から切り離す”との意味で行なわれたことが多いと判断している。













