1日2組限定、食事には熊本の食材…スザンヌが手掛ける旅館の現在
――スザンヌさんが運営されている「KAWACHI BASE-龍栄荘-」は、昨年2月に宿泊サービスが開始し、旅館としては現在2年目になります。運営状況はいかがですか?
スザンヌ(以下、同) ありがたいことに、お客様も少しずつ増えていて、オープンからまだ1年半ほどですが、もう4回目、5回目とリピートしてくださる方もいらっしゃいます。もともと「また来たい」と思ってもらえる旅館にしたかったので、それはすごくうれしいですね。
1日2組限定で、のんびりくつろいでいただけるところも、この旅館の良さかなと思っています。「ゆっくり過ごせてよかった」と言ってくださるお客様も多いです。
食事も、熊本の「あか牛」や馬刺し、魚やアワビなど、熊本の食材にこだわっているので、「おいしかった」「お腹いっぱいになった」と喜んでもらえると、熊本の魅力をちゃんと伝えられた気がしてうれしいです。
――そんな「KAWACHI BASE-龍栄荘-」をオープンしたきっかけは?
熊本で何かしらのお店を持ちたいという思いがずっとあって、いろいろな物件を見ていたときに、たまたま今の旅館を紹介してもらったんです。
旅館のある河内町に行ったら、綺麗な海が近くにあって、名産品のミカンの畑も広がっていて。熊本駅から車で30~40分で行けるのに、こんなに景色がきれいで、旅行気分をたっぷり味わえる場所があるのかと驚いて、すっかり河内町にホレ込んでしまったんです。
現在の「KAWACHI BASE-龍栄荘-」は、もともと「龍栄荘」という旅館で、数年前に閉業していたんです。当時のオーナーさんから、後継者がいなくて泣く泣く閉業したことを直接お聞きしたり、地域の方から旅館が営業していた頃の思い出話を聞いたりしていくうちに、地元の方々の想いを引き継いで、この旅館をもう一度再生したいなと思うようになりました。













