シロアリ駆除にひとつ200万円の消火設備…想定以上のリフォーム費用
――築70年の建物ということもあり、リフォームにはかなりの費用がかかったそうですね。東京のご自宅を売却した資金とこれまでの芸能活動での貯蓄を合わせた1億5000万円ほどの自己資金を投じたと聞きました。
そうですね。物件自体は2400万円で購入したんですが、築70年ということもあって、シロアリ駆除や漏水・漏電の対策など、いろいろな工事が必要になって。リフォーム費用は予想以上にかかってしまいました。
当時の私は借金をすることに抵抗があったので、最初から「自分の資金でできるところまでやろう」と決めていたんです。
ただ、リフォームを始めてからマネーセミナーに参加したり、いろいろな方から資金面のアドバイスを受けたりして、「もしかしたら銀行からお金を借りたほうがよかったのかな……」と思うこともありました。
それでも、失敗したとしても、自分のお金で、自分の意志でやったことなら悔いは残らないだろうと思っていたので、失敗する怖さはあまりなかったですね。
――実際にリフォームをする中で驚いたことや苦労したことは?
旅館を営業するには防災上の決まりもいろいろあって、例えば敷地内に設置しなければならない消火設備があるんです。その設備がひとつ200万円くらいして、3つそろえるだけで一気に600万円かかってしまって。
そんなふうに、普段の生活では考えられないような“高級すぎるお買い物”の連続で、だんだん自分でも何にいくら使っているのかわからなくなっていましたね(笑)。
そうした中、工事業者の方にも本当に頑張っていただき、オープン直前の深夜まで作業してくださって、やっと完成したんです。完成したての旅館を改めて見たときは、すごく感動したのを覚えています。













