初めて買ってもらった漫画は『こち亀』だった
──いつ頃から『こち亀』を読まれていたんですか?
落合福嗣(以下同) 小学校低学年ぐらいからですね。漫画の読み方が分かるようになってから、僕が最初に単行本で読んだ漫画が『こち亀』で、たぶん初めての「ジャンプ作品」でもあったと思います。『ジャンプ』を買う時は「『こち亀』が載ってるから」というのが、僕の中ではベースでした。
『こち亀』は連載でも単行本でもどちらも読んでいました。子どもだったので『ジャンプ』を毎週買えていたわけではなかったのですが、大きい誌面で見るのと、単行本で『こち亀』だけが凝縮されているものを読むのと、両方それぞれの良さを楽しめましたね。
──印象に残っているエピソードはありますか?
やっぱり「お化け煙突」(注:コミックス第59巻収録の「おばけ煙突が消えた日の巻」。両津の少年時代の思い出の風景として描かれ、シリーズ屈指の感動作として知られる)がすごい好きで。
子どもの頃と、中学生・高校生になってから、そして自分に子どもができてからでは、同じ話のはずなのに伝わってくるものが毎回違うんです。
これは「お化け煙突」に限った話ではなくて、『こち亀』って何度読んでも面白さのポイントが違う。何度も楽しめる作品だなと思います。
それと自分が小さい頃、葛飾区亀有という場所は実在しないと思っていたんですよ。漫画の中だけの世界だって。だから、実在する場所だと知った時の衝撃はすごかったですね。「じゃあ両さんもいるんじゃないか」って思ったくらいで。
「連絡が来て、めちゃくちゃ嬉しかった」
──今回の役が決まった時の、率直な感想を伺えますか?
決まったって連絡が来て、めちゃくちゃ嬉しかったですね。小さい頃から読んでいる作品なので、本当に嬉しかったです。
──新しく『こち亀』の新作アニメが作られるということ自体に、どのように感じましたか?
また動く両さんや、いろんなキャラクターが動いているのを見られる。それだけで、僕はすごく嬉しかったです。演じていても、とても懐かしい気持ちになりますね。












