「ご遺族に、分かる範囲の事実を取りまとめた報告書をお渡しするつもりです」

地震は7月28日午後4時27分に発生、約3000人と約1500人の従業員が速やかに館外に避難したが、同5時50分ごろに大規模な爆発が発生。取り残された専門店の従業員ら12人が救助されたものの、7人が亡くなった。モール運営本体のイオンは社長らが会見で、大規模災害時にはいったん館外に出た場合は従業員でも館内には戻らない、とするマニュアルがあることなどから「亡くなった方たちがなぜ戻っていたのかわからない」と説明。

しかし、大竹さんの遺族が一部メディアの取材に「玖瑠美はイオンに買い物に訪れていた親族と避難後に駐車場で遭遇し、『レジのお金を金庫に入れに行かないといけない。会社の人に頼まれた』と言い残してBさんとともに館内に戻った」などと証言しており、ハビタ側の対応が注目されていた。

捜索が終わった後のイオン(撮影/集英社オンライン)
捜索が終わった後のイオン(撮影/集英社オンライン)
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Bさんの葬儀は2日午後、熊本市内の自宅近くの斎場で行われ、ハビタ本社管理部の男性社員とイオンモール熊本店の女性店長の2人が弔問に訪れた。社内でまとめた今回の報告書を持参したという。記者が大竹さんの証言内容をぶつけると、男性社員は言葉を選びながらこう証言した。

「詳細は現在確認中ですが、ご遺族に会社として分かる範囲の事実を取りまとめた報告書をお渡しするつもりです。現場や店長、また店長と本部のLINEや電話でのやりとりという事実関係を報告書にまとめています。その後で、メディアの方々にも対応させていただこうと思っております」

地震直後の店内(写真/地元住民提供)
地震直後の店内(写真/地元住民提供)