「早く直したい」とインターネットで見つけた業者へ依頼したら…
国民生活センターにも、エアコン修理に関する相談が毎年数多く寄せられている。
「夏場は故障が増えるため、『早く直したい』という焦りからインターネットで見つけた業者へ依頼し、『事前に説明された金額より高額な費用を請求された』『修理後も症状が改善しなかった』といった相談が目立ちます。また、相場より高額なエアコンの購入を勧められるケースもあります」(国民生活センター担当者)
日本冷凍空調工業会によると、ルームエアコンの国内出荷台数は2023年度の877万5000台から、2024年度は941万4000台、2025年度は1002万9000台へと増加している。猛暑の常態化を背景に、エアコンの需要は年々高まっている。
一方で、工事や修理を担う人手不足は依然として続いており、真夏には依頼が一気に集中する。そのため、故障したタイミングによっては修理や交換まで長期間待たなければならないケースも少なくない。
ある大手メーカーは、「5月ごろまでに一度試運転を行い、冷えが悪いなどの異常があれば、早めに点検や買い替えを検討してほしい」と呼びかける。
猛暑が当たり前となった今、エアコンは暮らしの快適さだけでなく、熱中症から身を守るためにも欠かせない存在となっている。
夏本番を迎えてから慌てるのではなく、シーズン前の点検や計画的な備えが、厳しい暑さを乗り切るための重要な対策になりそうだ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 写真/shutterstock













