弁当や食料品の陳列棚には何も並んでいないような状態

取材班は29日午後に現地入りしたが、イオンモール熊本の周辺では他の建物の倒壊や道路の断裂などの目立つ被害は見当たらなかった。しかし、コンビニなど商店は休業していたり、営業していても弁当や食料品の陳列棚には何も並んでいないような状態だったりした。

ガソリンスタンドには車が長蛇の列をなし、ところどころで渋滞もあった。電気や水道などのライフラインは県内88医療施設で停電・断水が報告されている。その中でイオンモールでは、警察官が立ち、規制線内には入ることはできないが、現場では消防、警察などによる大規模な救助・捜索活動が続いていた。

イオンモール付近のコンビニ店(撮影/集英社オンライン)
イオンモール付近のコンビニ店(撮影/集英社オンライン)

イオンモールの近くに住む女性はこう語った。

「地震や爆発があった時間帯はここから離れた職場にいましたので、爆発の様子などはわかりませんでした。今回の地震は、職場のデスクに手をついてどうにか立っていられるような状態でした。10年前の熊本地震も経験していますが、私の体感としては今回の方が揺れが強く、怖かったと思いました。

爆発のことは、友人たちから『イオンが爆発したけど大丈夫か?』と連絡をもらって知りました。私の家の周辺は爆発の被害はないし、現状は電気も水道も通っていて、生活自体はできます。ご近所さんは今日は仕事が臨時休業という方もいましたが私は仕事でした。

というのもコンビニなどの設備に関する仕事なので、地震の影響で普段より忙しいという状況なので休んでいる場合じゃないんですよ」