続く消防隊などの救出と捜索

同ショッピングセンターは2005年10月に「ダイヤモンドシティ・クレア」として開業した。当時の運営会社である株式会社ダイヤモンドシティは2006年にイオン株式会社の子会社となり、2007年8月21日、イオンモール株式会社に吸収合併された。

以降は増床して巨大化し、シネマコンプレックスを含む大規模複合商業施設として地元で愛されていた。爆発事故が起きたのは地震発生から約80分後の28日午後5時50分、数千人に及ぶ客と従業員は全員が避難を完了したとイオン側は認識していた。

イオンモール熊本(撮影/集英社オンライン)
イオンモール熊本(撮影/集英社オンライン)
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「29日夕にイオンは熊本市内で記者会見し、吉田昭夫社長らがこの時点で3人が死亡し1人が心肺停止状態、ケガをした4人を救急搬送したが、専門店の従業員3人の安否確認が取れていないことを明らかにしました。(※7月30日11時時点で、5人の死亡を確認。1人が心肺停止状態。1人を救助中)

地震発生の午後4時半ごろにはモール内には客約3000人、専門店とグループの従業員計約1500人がいて、館内放送や従業員の誘導で午後5時には客全員の屋外避難を終え、その後に従業員も全員が退避したという認識だったと発表しました。

大地震発生に際しては、二次災害を防ぐため、いったん外に避難した後は館内には戻らないこともルール化してマニュアルに記載していた。

イオンモール熊本(撮影/集英社オンライン)
イオンモール熊本(撮影/集英社オンライン)

ところが午後5時50分ごろ、ガス爆発の可能性があるとみられる大規模爆発で建物中央部の南側が大きく揺れ、損壊の激しい2階部分に従業員が取り残されていることがわかり、消防隊などの救出と捜索が続いています。

イオン側は、取り残された人たちが避難完了前だったのか、何らかの事情で店内に戻ったのか確認がとれないとしていますが、亡くなったのはいずれも専門店の従業員だったことを明らかにしています」(社会部デスク)