専門家が警鐘「知識のない人が自己流でやると危険」
気になるのが、身体に直接触れるシャクティマットを、安価な類似の指圧マットで代用した場合の安全性だ。自身もシャクティマットを愛用し、5万症例以上の施術に携わってきた鍼灸整骨院院長のHさん(48)が、匿名を条件に取材に応じた。
正規品との違いや、猫よけマットを代用するリスクについて尋ねると、「冷ややかな目で見ています」と切り出した。
「猫よけマットを代用品にしようという気持ちは分からなくもないですが、やはり餅は餅屋です。100円ショップの商品と、本来その目的のために作られた製品の品質を同じように考えるべきではありません。
類似品についても、使うこと自体がすべて危険だとは思いませんが、本家の商品は、ある程度、安全性や性能を考えて作られています。安価な類似品だと、どこまで検証されているのか分かりませんよね。
100円の時計でも動くことは動きますが、正確さや耐久性まで保証されているとは限らないのと同じです。形が似ていて、痛気持ちよく感じたとしても、それだけで同じ効果があるとは言えません」(Hさん、以下同)
Hさんが特に懸念するのは、より強い刺激を求めて、自己流の代用品がエスカレートしていくことだ。
「不特定多数に代用品として勧めるのは怖いですね。普通の猫よけマットで済めばまだいいですが、さらに刺激を求めて剣山(生け花で使う針状の道具)のようなものを使う人が出てくるかもしれません。知識のない人が自己流でやると、何をするか分からない危険があります」













