日本の闇バイトとそっくりなスウェーデンの未成年兵士リクルート
そして、なんと驚くべきことにスウェーデンの未成年兵士リクルートの仕組みは日本の闇バイトにそっくりです。
スウェーデンとデンマークの司法大臣が2024年に実施した記者会見によれば、リクルートの最初の入口にはソーシャルメディアが重要と述べています。
まずFacebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)、Xのような公開プラットフォームで、ミーム(ネットでみんなが真似して広めるネタ)、ミュージックビデオなどを流し、そこに犯罪者が、隠語が含まれたフレーズやキーワードを流すのです。
ミームや音楽に惹きつけられた子どもは、コメントに書かれたり、その動画の中で流れる隠語に親しみます。そして、リクルートする側は徐々に「クイックワーク」(簡単なバイトがあるよ!)と流し、TikTokやTelegram(テレグラム)に誘導して交流を始めるのです。
さらに仕事は分割して与えられます。子どもや若者には全体像は知らせません。荷物を配達する、見張り役として行動する、または攻撃を実行するなどの役割を分割し、誰が最終的な実行役かわからないようになっています。
ソーシャルメディアには依頼の広告も出ますが、料金も掲載されています。
以下はアルジャジーラによる2025年12月15日の「殺人の準備はできたか?」(「 Ready to Murder?」)という記事に掲載された広告の例です。
●殺人 ※「k」「m」の上の数字はスウェーデン・クローナ(通貨単位)の金額
マルメ 緊急:800k〜1m (8万5000~10万7000ドル/約1300〜1600万円)
ヨーテボリ 緊急:300〜400k(3万2000~4万3000ドル/約512〜680万円)
ストックホルム 緊急:500k(5万3000ドル/約840万円)
デンマーク:100k(1万5100ドル/約227万円)
●手榴弾を投げてください
マルメ:30〜50k(3100〜5300ドル/約50〜80万円)
また、スウェーデン警察当局が公開したリクルーターのチャットを文字起こしすると次のようになります。
(1)狙撃手が必要です、今すぐ、今すぐ、今すぐ。マルメ。すべての準備が整いました。住居も交通費も必要なく、ただ行くだけです。800k
(2)オレブロに仕事はありますか?
(3)先ほど、デンマークで500k、ヘッドショットで500k、手榴弾を投げて200k、スウェーデンで殺人100k、スウェーデンで爆弾を投げて50k、たくさんの現金が稼げる
(4)ストックホルムで仕事を探していますが、殺人は求めていません
このような依頼はかなり気軽でポップな広告として登場し、「チャレンジ」や「ミッション」と呼ばれており、ゲームの中にでてくるような印象にされています。













