法律の専門家は今回のトラブルをどうみるか?
改めて男性にAさんの言葉を伝えると「でも、俺が愛してるって言ってそれに愛してるって返したら、それはもう恋人同士の会話でしょう」と一歩も譲らなかった。最後に男性に「なぜ鬼塚を名乗っているのか」と聞いた。
「俺、平塚出身で若い頃はヤンチャしてて。17歳の時はキンパツ。当時は暴走族にも入ってて。大型バイクの免許もあるし、いつか俺も『湘南純愛組!』の鬼塚みたいに伝説を打ち立てたいなって…」
今回のコンカフェトラブル、法的にはどうなのか。ナイトビジネスのトラブルに詳しいグラディアトル法律事務所の若林翔弁護士は言う。
「この事案はコンカフェ嬢による色恋営業には該当しませんね。風営法に違反する色恋営業に該当するためには、関係性の破綻か自己の業務上の不利益を告げて客を困惑させる必要がある。本件で、これらの行為がなければ、風営法が規制する色恋営業には該当しない。しつこい客との関係を切るという意味ではAさんがお店を辞めたのは合理的ともいえるかと。逆にAさんが拒絶の意思を示していたにもかかわらずメールを送り続けているのであれば、ストーカー規制法に違反する可能性さえあります」
また、若林弁護士によれば、実は今回の男性のような「色恋営業だ」と店にクレームを入れる客の事案は「増えている」そうだ。
「お店は正しい風営法の知識を身につけて、違反していないのであれば毅然とした対応を取るべきです」(同前)
男性は今後どのような“恋の伝説”をつくるのか…くれぐれも、暴走することがないよう祈りたい。
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取材・文/河合桃子 集英社オンライン編集部ニュース班













