行き詰まったこともあったけど…
――デビューから30年以上にわたり音楽活動を続けてこられていますが、“長く創作を続けられる理由”は、どこにあると感じていらっしゃいますか。
長くやってますので、それなりに悩んだこともあります。ライブをやらない戦略や、曲を作ってもリリースまでに時間がかかったりして、行き詰まったこともありました。ちょっと心を封印してピュアな思いのまま大人になりたい、と思ったり。
途中、コーラスのお仕事が増えてきて、サポートにまわったことは楽しかったですし、メンタルの成長の時間ができたんじゃないかな、と思っています。心、身体、魂、経済のバランスが必要、と考えていて、あまりガツガツせず、スローライフで自分の心を解き放つように…。
――ありがとうございます。現在制作されている作品や、今後予定されているライブ・イベントなどがありましたら、教えていただけますか。
昨年は12月にシェラトン都ホテル東京で初めてのホテルでのクリスマスランチショー&ディナーショーを行いました。ライブを本格的にスタートしたのは2010年ですが、まだまだ毎回、新人の気分です。常に成長する、経験値を積む、そんな気持ちでやらせていただいています。
2月7日には、「Happy New Year Concert 2026〜節分あけましておめでとうございます〜」というコンサートもあります。また4月はバースデー月ということもあり、4/18(土)〜1泊『宇徳敬子 Happy Birthday バスツアー 2026 in長野』開催します。
Official YouTube channelもほぼ毎月更新していますので、是非チェックしてください♪https://www.youtube.com/c/Utoku_Keiko
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取材時間は40分間の予定だったが、宇徳さんのおだやかな語り口につられ、気づけば予定時間を大幅にオーバーしていた。「お時間、大丈夫ですか?」と尋ねる記者に、マネージャーが帰り支度をする横で「待って、これを飲み終わってから行くわ」と、宇徳さんはお茶をゆっくり飲みはじめた。
忙しい毎日でも彼女の時間はいつも穏やかに流れ、その空気に触れた人を自然と心地よくしてくれる。その“ゆるやかな時間”こそ、32年にわたり宇徳敬子として輝き続ける理由なのだろう。
取材・文/佐藤ちひろ













