「大江戸騒動!月光小僧参上の巻」(ジャンプ・コミックス第21巻収録)

今回は、江戸時代を舞台にした時代劇仕立ての番外編をお届けする。

連載200回記念の特別企画として描かれた本作で両さんが扮するのは、江戸時代の警察官に相当する奉行所の同心や岡っ引き……ではなく、なんと泥棒! 金持ちから金を盗んで貧しい者たちに分け与える“義賊”なのだ。

両さんが演じるこの義賊には、元ネタというかモデルとなった人物が存在する。それは江戸時代初期の泥棒で、「ねずみ小僧」の異名を取った次郎吉という男だ。

もともとは博打に溺れ、持ち崩して資金調達のために盗みを働くようになったのだが、その総件数は100件以上! また、武家屋敷ばかりを狙い、弱者を困らせることもなかったことから、後世において義賊として美化され、強きを挫き弱きを助ける庶民の英雄として伝説化された。

ちなみに本作における両さんの役名は、ねずみ小僧次郎吉に倣って「月光小僧勘吉」とされている。

なお本作の次に描かれたのは、江戸時代の江戸からから超未来の宇宙へと時間と場所を大きく飛躍させての「スペース・ポリスの巻」(ジャンプ・コミックス第22巻収録)。この作品で両さんは「銀河警察カメアリ惑星20度前パトロールステーション」勤務の隊員として登場する。本作のあとには、こちらのエピソードを読んでみるのもまた一興だ。

「スペース・ポリスの巻」より。こちらでは未来のグータラ警察官役に
「スペース・ポリスの巻」より。こちらでは未来のグータラ警察官役に

それでは次のページから、怪盗・月光小僧勘吉の活躍をお楽しみください!!