「高給優遇!空飛ぶタコ配便の巻」(ジャンプ・コミックス64巻収録)

今回は、両さんが空を飛ぶフードデリバリーのアルバイトに励むお話をお届けする。

本作で描かれる、交通渋滞が激しい都心や高層住宅住民へのデリバリーサービスの問題を一挙に解決する空を飛んでの配達。その発想は素晴らしいが、天候の予期せぬ変化や高層ビル間で発生する激しいビル風といった課題への対策は……? ぜひ読んでお確かめを。

それでは本作をお読みいただく前に、前回に引き続き「両さんが登った高い施設」をいくつかご紹介しておこう。

スカイタワー 高さ550メートル
超高層ビルに超神田寿司が出店。店長になった両さんは、高度が「一番高い寿司屋」の座をめぐり、にわか金持ち・白鳥麗次の寿司屋と高さ競争をはじめる。この作品での両さんと白鳥は、「高いところに登りたがるバカ」そのものだ……。なおこのエピソード「世界一高い寿司屋!?の巻」(ジャンプ・コミックス143巻収録)を4月27日からお届けするので、お楽しみに!

宇宙エレベーター 高さ3万6千キロメートル(静止衛星軌道までの高さ)
地上と宇宙ステーションとの行き来に宇宙船を使わずに、エレベーターで行うための施設を、なんと竹で自作!? 「宇宙エレベーターの巻」(ジャンプ・コミックス185巻収録)で建設するが……。

「宇宙エレベーターの巻」より。中川は「『ジャックと豆の木』みたい」といっているが……。両さん謹製の竹製宇宙エレベーターが、旧約聖書「創世記」で語られる「天をめざして建築して神の怒りを買ったバベルの塔」のように見えるのは、気のせいだろうか?
「宇宙エレベーターの巻」より。中川は「『ジャックと豆の木』みたい」といっているが……。両さん謹製の竹製宇宙エレベーターが、旧約聖書「創世記」で語られる「天をめざして建築して神の怒りを買ったバベルの塔」のように見えるのは、気のせいだろうか?

ブルジュ・ハリファ 高さ829.8メートル
アラブ首長国連邦ドバイにある、世界一高い高層ビル。「顔パスの巻」(ジャンプ・コミックス200巻収録)」で、買い物に訪れた。

両さんはやっぱり「高いところに登る」のが好きそうだ。

それでは次のページから、両さんが地上3万6千メートルの高みをめざすお話をお楽しみください!!