「音声対応ワープロ!!の巻」(ジャンプ・コミックス95巻収録)
今回は、靴がお話の中心になるのではなく、いにしえのOA機器「ワープロ」とこ「ワードプロセッサー」にまつわるエピソードをお届けする。
日本におけるワープロは、英語のタイプライターなどと異なり、仮名や莫大な数の漢字を扱う日本語の問題と取り組みながらも発展し、1980年代に全盛を迎えた電子機器だ。いわば「日本語文章を入力、編集、印刷する機能のみを持つ専用コンピュータ」で、「Word」や「一太郎」(一太郎を知っている若い世代は限られているだろうが、いまだ現役)などの「ワープロソフト」と競い合いながら発展していた。
1990年代後半からの家庭用PCの普及にともなって次第にそのシェアを減らしていき、現在では現行製品は存在していない。
そしてなぜ今回このお話をピックアップしたかというと、部長が漢字の「靴」に関する大失敗をしてしまうためだ。
革部(かくぶ)を持つ漢字は実にたくさんあるが、その中ではかなりメジャーな文字を、部長は誤認することになる。もちろん「漢字が書けない、読めない」とさんざんバカにされた両さんが放っておくはずもなく……?
それでは次のページから、漢字の「靴」にまつわる失笑もののお話をお楽しみください!!