「昨年の春ごろから様子がおかしくなっていました」
菅原容疑者の人柄について、知人は次のように語る。
「一昨年は覚醒剤を使用している様子は全くなかったです。ですが、昨年の春ごろからラップバトルの大会を何回も無断で欠席するなどトラブル続きで、様子がおかしくなっていました。
周囲からは心配の声が上がっていましたし、半ば呆れている人たちもいました。疎遠になった友人たちもいると聞いています。本来、MU-TONはとても礼儀正しくて、飲み会でも、先輩に付き合って朝方まで一緒にいるほど気を遣うことができるような人間です。ただ、少し繊細な部分がありました」
その“繊細さ”は、今年1月にリリースしていた新曲にも見受けられる。
〈死にたいと思っている奴らシャブだけはやめとけ〉
〈あれは無駄に自信ついて死にたくても死ねなくなる〉
歌詞のなかでは何度も“死”という言葉をつかっていた。
新曲を発表後、今月の逮捕前の最後となった16日のInstagramの投稿では、意味の通らない文言を何回も綴っていた。
〈何も知らない皆さんへ 自分は目で見ただけで影を操って物質を変化させれます 明日世界で絶対触れない物が一つ変わってます 本当に変わってたら自分という存在を認めてもらいたい お楽しみに〉