夏以降もいつもどおり繁華街にいた鈴木容疑者

ワゴン車内には仁藤さんの血痕が残されており、警察が藤枝市の山中を捜索したところ、男性の遺体を発見。DNA型などから、仁藤さんの遺体と判明した。

今後、捜査はどのように進んでいくのか。

静岡県警本部(ACより)
静岡県警本部(ACより)
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「逮捕された3人を殺人罪で再逮捕できるかが焦点ですが、遺体は激しく損傷している一方で、車のGPS記録や仁藤さんの自宅周辺を写した防犯カメラの録画映像など物証は豊富です。

容疑者たちへの事情聴取を進めている段階ですが、容疑者3人がどのような役割を果たしたのか、殺害の計画や実行行為にどの程度関わったのかの立証を尽くして、再逮捕を判断している状況です」(前出・地元紙記者)

逮捕された鈴木容疑者は、仁藤さんが行方不明になった夏以降も、いつも通り繁華街に姿を見せ、飲食店仲間から仁藤さんの不在について心配されつつも、経営する店舗の営業を続けていたという。

仁藤さんの死亡に関与していたとすれば、どのような思いで街に居座り続けていたのだろうか。

警察は年内にも、容疑者たちを殺人容疑で再逮捕するかどうか判断する見通しだ。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班