両親から受けた教え「我が家に反抗期はない」
──『水曜どうでしょう』が勉強になるのですか?
「どうでしょうゼミナール」という企画があって、そこで大泉洋さんが、語呂で覚えるものを出したりしてて、それで覚えたりしたんです。
あとは「対決列島」という企画。都道府県の面積の広さで勝負するみたいな企画でして、そこで「岩手県ってこんなに広いんだ」とかそういうのを楽しく覚えることができました。
──ご両親から、教育や勉強に関して言われていることとかありますか?
優先順位を考えて、高いものからどんどんこなしていきなさいっていうのはよく言われています。宿題とかも、「やってしまったら自由に遊んでいいから、まずは先に片づけてしまいなさい」など。
あとは、勉強とかで覚えたものを実際に見に行くとか体験しに行くっていうのをやっています。例えば、群馬に富岡製糸場を見に行ったり、江戸時代の東京の街並みがわかる江戸東京博物館に連れていってもらったり。
──ちゃんと事前に勉強したことで、そういったところに行くのが面白く感じるんですね。
そうですね。あとは、別のとこで習ったことと繋がるみたいな発見をするともっと楽しくなります。こことここが繋がって、だからこうなるのね! みたいなのを見つけると、どんどん面白くなっていきます!
──ご両親の教えがすごく素晴らしいと思うのですが、花凛さんは親に反発したいと思ったことはないのですか?
あまりないですね。例えば、成績が悪かったときに「やる気がないならやめなさい」と言われると、私は意地でも続けたくなっちゃう性格なんです。
あと、親からは「我が家に反抗期はないからね」って言われてきたのも理由かもしれません。「反抗したら、経済制裁と食事制裁するよ」って言われていたので、反抗したらダメだなと(笑)。
──経済制裁の実践的な教えですね(笑)。それでは、学校ではどんな感じなんでしょう? 通信簿なんか凄そうですが。
通信簿は10段階評価の絶対評価なんですが、体育がとにかく苦手でそれが「8」で……。